マドンナ、雑誌の表紙で聖母マリア="マドンナ"に変身!
Culture 2023.01.22
涙、黒いヴェール、突き刺さった心臓......。1月25日発売の雑誌「ヴァニティ・フェア」の特別号の表紙を飾った歌手のマドンナは、カムバックを果たした。
Icône. Pionnière. Diva. Star de la pop. Le premier « Icon Issue » de Vanity Fair, un numéro qui célébrera chaque année une grande icône de la culture contemporaine, ne pouvait être que consacré à elle : Madonna.
— Vanity Fair France (@VanityFairFR) January 18, 2023
: https://t.co/8PQouKJ1c2 pic.twitter.com/VR5zMtENdB
マドンナが聖母マリアとして雑誌「ヴァニティ・フェア」の表紙に登場。(2023年1月18日) Twitter@VanityFairFR
先日、マドンナは音楽活動40周年記念ツアーを発表した。マドンナの復帰に際し、雑誌「ヴァニティ・フェア」の表紙を飾ったのである。1月25日発売の「ヴァニティ・フェア」のフランス・イタリア・スペインの共同制作による初の特集号の表紙を、聖母マリアに扮するマドンナが飾った。ドルチェ&ガッバーナの堂々としたヘッドドレスとゴールドの刺繍が施された黒いヴェールを着てポーズをとるマドンナ。
涙を流すマドンナの顔の前には、刃物で貫かれた心臓が描かれている。他にも宗教的なムードに包まれたマドンナの写真が4枚掲載され、誌面を飾っている。クリーム色のドレスに赤い布を被り、王冠をかぶった女性たちに囲まれてテーブルの上でポーズをとる「最後の晩餐」をイメージした写真が3枚含まれている。
---fadeinpager---
最後の晩餐
他にも、60歳のマドンナがブロンズのコルセットと花冠を身につけ、ロープに吊るされ、闘牛士に囲まれた白黒写真2枚が掲載されている。「この特別号で、マドンナは再び“マドンナ”となっています、つまりアイコンです。彼女は音楽やファッションへの影響を持つだけでなく、神聖で注目される存在なのです」とフランス版「ヴァニティ・フェア」はコメントしている。
マドンナは本誌でキャリアの現状について語った。「アイデアを出し、刺激を受け、クリエイティブな人たちと交流し、映画を見たり、展覧会に行ったり、音楽を聴いたり、私にとって良い時間です」と熱く語った。デビューから40年、マドンナは新たな挑戦として、7月15日からヨーロッパと北米で35公演を行うことを決めている。
text: Chloé Friedmann (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi