パメラ・アンダーソン、ふたりのイケメン息子に囲まれてレッドカーペットへ。

Netflixのドキュメンタリー番組のプレミアで、「ベイウォッチ」のスター、パメラ・アンダーソンは、ミュージシャンのトミー・リーとの結婚生活で誕生したふたりの子供と一緒にレッドカーペットでポーズをとった。

「パメラ・アンダーソン、ラブ・ストーリー」のプレミアに登場したブランドン・トーマス・リー、パメラ・アンダーソン、ディラン・ジャガー・リー。（ハリウッド、2023年1月30日）photography: Abaca

「パメラ・アンダーソン、ラブ・ストーリー」はアンダーソン一家の家族の物語である。1月30日（月）、ハリウッドで、パメラ・アンダーソンは、彼女の象徴である赤い水着を思わせるドレスで、ふたりの息子、ブランドン・トーマス・リー（26）とディラン・ジャガー・リー（25）と共にレッドカーペットを歩いた。3人は、パメラに関するNetflixの新作ドキュメンタリー番組「パメラ・アンダーソン、ラブ・ストーリー」のプレミア上映に登場し、写真撮影後、一緒に鑑賞した。

Netflixドキュメンタリーシリーズ「キーパーズ」のライアン・ホワイトが監督した「パメラ・アンダーソン、ラブ・ストーリー」（1月31日よりオンライン公開）は、パメラ・アンダーソンの「田舎娘」としての幼少期から、国際的なセックスシンボル、女優、活動家、献身的な母親、としての運命を振り返るものである。ちなみに、セックステープのスキャンダルや、女優が子供の頃に受けた虐待などに関しては何も語られていない。

このドキュメンタリーを制作したブランドン・リーは、プレミアのレッドカーペットでのインタビューで、母親の強さを称えた。「彼女ほど勇敢な女性には会ったことがない」とゴシップ番組「アクセス・ハリウッド」で語っている。「多くの息子たちがそう言うと思いますが、本当にそう思っています。僕と弟をずっと守ってくれました。真の彼女と僕たち家族の姿を世界にお見せできる素晴らしい機会になったと思います」。

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揺るぎないサポート

2022年初頭にパメラ・アンダーソンがダン・ヘイハーストと離婚して以来、息子のブランドン・リーはパメラの揺るぎない支えとなり、昨年、母パメラとともにニューヨークへと引っ越した。先日、舞台『シカゴ』でブロードウェイデビューを果たしたパメラだが、演技に不安を感じていた。そんな彼女にとって、息子は大きな助けとなったのだ。「ブランドンは今の彼女の大黒柱であり、彼女の最大のファンだ。都会でひとりきりになってしまった彼女を心配している。ブランドンは、彼女のために料理を作ったり、買い物をしたり、毎日彼女をサポートするのが好きなのさ」と、ある情報筋は2022年3月、ウェブメディア「ハリウッド・ライフ」に語っている。

この事実をパメラも認めている：「子供たちは私の応援団です。ブランドンは私のそばにいて、こう言ってくれるのです。“ママ、今がその時だよ。ママにはその価値がある。自信を持てば、チャンスは舞い込む”ってね」。

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スターの卵

ブランドンは、弟のディランと同様、パメラと婚姻関係にあった（1995〜1998年）元夫のアメリカ人ロッカーのトミー・リーとの間に生まれた子供である。1996年6月6日生まれで現在は俳優として活躍中だ。2017年には『インヒアレント・グリード（日本未公開）』に出演し、2018年には『シエラ・バージェスはルーザー』、2021年には『コズミック・シン』に主演している。しかし、ブランドンは今、制作の現場でもその名を轟かせている。ブランドンが、ロサンゼルスのワナビーたちの私生活や仕事に焦点を当てたきな臭いリアリティ番組「The Hills: New Beginnings（ザ・ヒルズ：ニュービギニングス）」のキャストだったことは、遠い昔のことのようだ。

一方、ディランは1997年12月生まれで、バンド「モトリー・クルー」のドラマーで父親のトミー・リーの背中を追いかけている。2020年5月、自身の音楽デュオ「Midnight Kids」を発表。父に相談はしなかったという。「自分の道は自分で切り開くのが好き。僕と共同プロデューサーのカイル・ジラードは良い仕事をしていると思うし、何をすべきで、何をすべきでないかを知っている」と雑誌「USウィークリー」に語っている。しかし、結局2021年1月に「違う音楽の方向に進みたい」とデュオを脱退。現在、ディランは音楽活動のほか、ランウェイでも活躍している。すでにアルマーニ エクスチェンジ、コーチ、ドルチェ＆ガッバーナ、ヒューゴ・ボスのショーに登場している。