リース・ウィザースプーン、ロバート・デ・ニーロとの初対面の失敗談を振り返る。

Culture 2023.02.08

2月2日(木)、米トーク番組「ジミー・キンメル・ライブ!」で、彼女は初期のキャリアを振り返った。特に、有名な俳優との最初のオーディションは、とても印象的なものだったという。

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リース・ウィザースプーンが米トーク番組「ジミー・キンメル・ライブ!」に登場。 (アメリカ、2023年2月2日) photography: Getty Images

リース・ウィザースプーンは、映画人生の初期にいくつかの災難に見舞われたことがある。2月2日(木)、「ジミー・キンメル・ライブ!」で、1991年、ロバート・デ・ニーロ主演の映画『ケープ・フィアー』のオーディションを初めて受けたときのことを、リースはこう語った。結局配役をもらえなかったリースは、その日、ストレスに押しつぶされたという。「部屋に入った瞬間、怖くてたまらなかったし、この映画には出られなかった」と述べた。

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当時14歳の女優は、オーディション会場に入る数分前に、受付のひとりがロバート・デ・ニーロの正体を教えてくれたと説明した。「彼女は私に、『彼は現代で最も重要な俳優だと知っているわよね』と言いました。私は当時、14歳でした。『グッドフェローズ』も『ゴッドファーザー』も見たことがなかったのです。完全に気が動転しました」。若き日のリース・ウィザースプーンはその日、彼に会って、すっかり自信をなくしてしまった。あまりのことに、彼女はセリフを忘れてしまったのだ。

そして、ふたりのスターの物語はこれだけでは終わらない。10年後、リース・ウィザースプーンは、別のオーディションで再びこの映画界の大物と対峙することになった。どの映画かは明かさず、2回目の恥ずかしい出会いを振り返った。「あの失敗したオーディションのこと、彼は覚えていないかと思いました。でも、ロバート・デ・ニーロは、『あなたを覚えていますよ』と言ったのです。そして私は『私のことを?』と言いました。すると、『君は当時、自分のセリフが言えなかったよね』ってね」。

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「彼のポルシェを駐車しなければならなかった」

また、リース・ウィザースプーンは、映画界の見習いだったころのことを語ってくれた。『青いドレスの悪魔』の撮影現場で、デンゼル・ワシントンのために働いていたリースは、車を任されていたことを告白した。「デンゼルが来るたびに、彼のポルシェを駐車しなければならなかったの。運転免許を取り立ての17歳に向いた仕事じゃないでしょう」と、面白おかしく述べた。

「面白いことに、数年前、とある結婚式で彼を見かけました。「昔、私のポルシェを駐車していたという話を聞いたよ」と言われました。私は「ああ、そうだったな」って思い出しました」。そして、「『恋人たちのパレード』(2011年公開、リース・ウィザースプーン、ロバート・パティンソン主演)の衣装を誰が担当したか知っているかい?」と彼に尋ねられました。すると彼は、「私の娘だよ」と答えたのです」。「一周回った」とリースは思ったという。

text: Léa Mabilon (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi

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