ベン・アフレック、ダンキンドーナツのCMでジェニファー・ロペスからまた怒られる!

Culture 2023.02.15

ジェニファー・ロペスベン・アフレックがダンキンドーナツのスーパーボウルCMに登場。マサチューセッツの小さな町のダンキンドーナツでこっそり働いているベンが、妻に見つかってしまうというストーリーだ。

 

You tube@Dunkin'

 

ベン・アフレックがダンキンドーナツの店員に!? と、これは2月12日におこなわれたスーパーボウルの実況中継番組で流れたスペシャルCMのお話。マサチューセッツ州の小さな町メドフォードの住民がダンキンドーナツのドライブスルーを訪れると、店員がなぜかベン・アフレックでびっくり。『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』の主演俳優はヘッドセットをつけて、とてもまじめに接客をしている。

監督、脚本家、俳優であるベン・アフレックはこの30秒のCMも自ら監督をした。撮影地の東海岸マサチューセッツ州は、このドーナツチェーン創業の地であり、ベンも子ども時代を過ごした場所だ。「ダンキンにようこそ」のセリフから始まり、「どうしてこんなに美味しくて安いんだ?」と言いながらベンはせっせと働く。

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客の中にはハリウッドスターだと気づいて驚く人も。ある女性からは一緒にセルフィーを撮ってくれとせがまれる。品物に気を取られて気づかない客もいる。「それっぽく見えるかな」と客に問いかけて、「いや」と否定される場面も。困惑して見つめる客には「 大丈夫ですか」と声をかけるなり、ヘッドセットに向かって 「ちょっと待って、ベーグルを探しているから」とがなりたてる。

CMの終盤、妻のジェニファー・ロペスもドライブスルーにやってきて、「ここで何してるのよ!」と驚く。「友人の前でやめてくれよ......」と言う夫にひるむことなく、「一日中仕事があるって出かけてここで働いているの?」と妻は容赦なくたたみかける。ベンはダンキンの店員にもう行かなくちゃ、と言うが、ジェニロペはその前に自分の注文を用意するように言う。

ベン・アフレックがダンキンドーナツ好きであることは知られており、店舗の前にいるところやドーナツの紙袋を持っているところをしょっちゅうキャッチされている。ダンキンドーナツが初のスーパーボウルCMを制作するにあたり、彼に白羽の矢を立てたのはごく自然な流れだった。同社のマーケティングディレクター、ジル・マクヴィカー・ネルソンは「ダンキンの究極のファンであるベン・アフレック以上の適任はいないと思いました」とウォールストリートジャーナルの取材に語っている。アフレックのボストン訛りも好評だったようだ。

text: Louis Delafon (madame.lefigaro.fr)

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