リアーナの赤ちゃん、父に抱かれてヴォーグの表紙に初登場。

Culture 2023.02.18

UK版「ヴォーグ」3月号の表紙で、リアーナはステレオタイプな伝統的家族観に痛烈な一撃をくらわせた。

 

 

リアーナがパートナーのエイサップ・ロッキー、生後9ヶ月の息子と一緒にUK版「ヴォーグ」の表紙に登場。Instagram@britishvogue

UK版「ヴォーグ」3月号の表紙に「新生リアーナ」がさっそうと登場した。しかもバルバドス出身のスーパースターはひとりで写っているのではない。リアーナはパートナーのエイサップ・ロッキーの手をひき、彼はふたりの息子、2022年5月に生まれた生後9ヶ月の赤ちゃん(名前は公表されていない)を抱いてキスをしている。これぞ新しい家族の姿だ。リアーナは自信に満ちた家長として堂々とふるまい、エイサップ・ロッキーはかいがいしく息子をかまう。ステレオタイプな性役割も、ラッパーはみんなマッチョという偏見も一掃する写真だ。

リアーナは大胆にスリットが入ったシャネルのビジューネックのサテンドレスをまとい、その足取りは自信に満ちている。首にチェーンが光るエイサップ・ロッキーが着ている革の上着とズボンは赤ちゃんのおむつカバーとおそろい。家族写真の撮影はマリブのビーチで、写真家デュオのイネス・ヴァン・ラムスウィールド&ヴィノード・マタダンによっておこなわれた。

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超パワフル

新生リアーナは以前と変わらず、自立する(超)パワフルな女性を象徴する存在だ。このパワフルさはすでに2月12日に開催されたスーパーボウルのハーフタイムショーで発揮されていた。リアーナは赤いジャンプスーツに身を包み、胸にはアマゾネスのような胸当てをつけ、吊り下げられた空中舞台から登場した。そしてステージに降り立つとダンサーに囲まれて歌い踊った。妊娠しているのにもかかわらず。そう、このステージでリアーナは2人目の妊娠を発表し、皆を驚かせた。

UK版「ヴォーグ」の取材に34歳のリアーナは「子どもができるとすべてが変わる」と言いながら、母親になった心境、彼との暮らしやこれからの活動などを、親になってからはじめてじっくり語った。リアーナの快進撃は続く......。

text: Ségolène Forgar (madame.lefigaro.fr)

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