リオのカーニバルに登場したジゼル・ブンチェン、かつてないほどブラジル人らしい姿を見せる。
Culture 2023.02.27
ブラジル出身のスーパーモデル、ジゼル・ブンチェンは2月19日(日)、自身のInstagramに一連の動画を投稿し、友人たちに囲まれてリオのカーニバルを祝い、リオデジャネイロ中心市街地で行われるカーニバルに参加する様子を公開した。
リオのカーニバルで輝くジゼル・ブンチェン。photography: Abaca
カーニバルの主役はジゼル。今年のカーニバルは2月17日から22日まで開催されるが、リオデジャネイロでは2月18日(土)と19日(日)にお祭りのピークを迎えた。ジゼル・ブンチェンも見逃せないイベントだ。リオ・グランデ・ド・スル出身のスーパーモデル、ジゼルは、日曜日、自身のInstagramにポルトガル語で一連の動画を投稿した。彼女は 「Quem é que manda no samba aqui?(サンバマスターは誰?) 」と問いかけ、友人たちと祝ったり、マルケス・デ・サプカイ通りでのサンバスクールのパレードでダンサーたちを盛り上げたりする様子を撮影した。
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陽気なサポーター
白いローライズジーンズに、ブラジルのビールブランド「Brahma(ブラーマ)」のロゴが入った黒と金のクロップトップを着て、手首には大ぶりのゴールドブレスレット。かつてヴィクトリアズ・シークレットのエンジェルだったジゼルは、まるでダンサーのような姿を見せてくれた。しかし、今回ばかりはトップモデルの彼女がランウェイに登場することはなかった。42歳のブラジル人は、とても熱心な観客のひとりだった。
カーニバルが通り過ぎる最前列で腕を上げ、ミュージシャンのゼカ・パゴディーニョに敬意を表し、サンバスクール、グランデ・リオのメンバーにキスをしたり、指でハートを作ったりしている姿が目撃された。
ジゼルが独身で参加するカーニバルは今回が初めてだ。ベンジャミン(13歳)とビビアン(10歳)の2児をもうけたが、10月28日、結婚13年目にしてトム・ブレイディとの離婚が成立した。それ以来、ジゼルは原点回帰するかのように、彼女のルーツであるブラジルのほうを向いているようだ。
text: Louis Delafon (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi