ヨルダンのイマン王女、ディオールのドレスで最高に美しい結婚式を挙げる。

Culture 2023.03.17

イマン王女はマリア・グラツィア・キウリがデザインしたウェディングドレスにベールを纏い、父、アブドゥッラー国王が所有するアンマンのベイト・アル・ウルドゥン宮殿で挙式した。

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挙式日のイマン王女と母ラーニア王妃。(アンマン、2023年3月12日) photography: Abaca

2023年3月12日の日没の頃に、招待客の視線はヨルダンのイマン王女に注がれた。26歳の王女は兄のエスコートで新郎のジャミル アレクサンダー サルミオティスのもとへ。花嫁は胸元と袖口にレースをあしらったディオール オートクチュールのウェディングドレスを纏い、ティアラ、ロングベールをつけていた。母親のラーニア王妃も娘に合わせてディオールを選び、フレアスリーブにハイネックのエクリュ色のロングプリーツドレスだった。

式場には王女のきょうだいもおり、妹のサルマ(22歳)は、ウェストを緑のジュエリーでマークしたピンクのドレスにシルバーのポインテッドバレリーナシューズを履いていた。兄の皇太子の婚約者は右腕を覆うドレープのついた黄色のドレス姿だった。皇太子の結婚式は6月上旬に予定されており、彼女もまもなくイマン王女同様、祝福を受けることになる。ヨルダン国王一家にとってはお祝い事が続き、華やかなドレスに彩られた年となるだろう。

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マリア・グラツィア・キウリがデザインするドレス

 

 

イマン王女のように、人生の記念すべき日にディオールのドレスを選ぶセレブは多く、メゾンのアーティスティック・ディレクター、マリア・グラツィア・キウリは就任以来、何人ものウェディングドレスを作ってきた。2017年にスナップチャットの創業者と結婚したミランダ・カーもオートクチュールドレスをオーダーしたひとりだ。とりわけ有名なのは、マリア・グラツィア・キウリがイタリアのインフルエンサー、キアラ・フェラーニのために作った2種類のウェディングドレスで、挙式、披露宴、アフターパーティーの各シーンに対応している。デザイナーのマリア・グラツィア・キウリは、顧客の希望をきちんと叶えるノウハウの持ち主なのだ。

text: Sarah Renard (madame.lefigaro.fr)

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