ハイディ・クルム、大胆なカットアウトドレスで登場。
Culture 2023.03.29
3月27日、アイハートラジオ音楽賞のレッドカーペットに、体半分が見える青いドレスで登場し、大きな話題を呼んだ。
2023年アイハートラジオ音楽賞のレッドカーペットに登場したモデルのハイディ・クルム。(ロサンゼルス、2023年3月27日)photography: Steve Granitz - Getty Images
49歳になるモデルのハイディ・クルムは、すでに30年以上のキャリアを持ち、多くのレッドカーペットを飾ってきた。ここ最近では、3月27日(月)、ロサンゼルスで目撃された。アイハートラジオ音楽賞の授賞式に登場したハイディは、頭から足先まで青色のルックで登場した。アシンメトリーなドレスは、小さな紺碧色のクリスタルで覆われている。右腕と右脚だけが覆われ、左脚は骨盤までむき出し、肩は露出し、シンプルな帯状の布が胸元を覆っている。右肩にはショルダーパッドが入っており、今シーズンのランウェイでこのディテールが復活したことを思い起こさせるものだ。ローカットルックを堂々と着こなしている。
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活動を共にするふたり
ハイディ・クルムのこのブルードレスは、ジェニファー・ロペス、ケンダル・ジェンナー、シンディ・クロフォードなど、ガラの衣装の常連であるジュリアン・マクドナルドによるもの。エポーレットとアシンメトリーで知られる彼のスタイルは、ドイツ系アメリカ人のハイディ・クルムを幾度となく魅了してきた。エレガントでありながら、ハロウィンの時の陽気な仮装でも知られる彼女は、すでにいくつもの衣装を彼に依頼している。1年前、テレビ番組「ザ・トゥナイト・ショー」でジュリアン・マクドナルドによるフリンジのついたショートドレスを着ていた。2019年、ハイディはトレバー・プロジェクト(LGBTQIの若者の自殺対策に重点的に取り組む米組織)のオレンジカーペットの衣装を彼に依頼した。また、すでに2011年には、エルトン・ジョン・エイズ財団の式典で、ハイディはメディアに“ミラーボール”と評された彼のドレスを着ている。
今回、ハイディ・クルムは、イヤリング、メイクアップ、パンプス、そしてネイルに至るまで、全身ブルーで統一した。モデルから司会者に転身したハイディ・クルムは、物事を中途半端に終わらせないことを大胆な露出で証明している。
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月曜日の夜、ハイディ・クルムの全身青の衣装。(ロサンゼルス、2023年3月27日)photography: Kevin Mazur - Getty Images
text: Sarah Renard (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi