54歳のジェニファー・アニストン、「年齢の割に綺麗と言われることは遺憾」と表明。

Culture 2023.06.12

女優のジェニファー・アニストンは、アメリカ版「ヴォーグ」のインタビューで、女性に対する間違った褒め言葉に反対意見を表明した。

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ロサンゼルスで開催されたNetflix映画『マーダー・ミステリー2』のプレミアに登場したジェニファー・アニストン。(2023年3月28日)photography: Collin Xavier/Collin Xavier/Image Press Agency/ABACA

ジェニファー・アニストンは、自分の年齢と完全に一致していると感じており、年齢を重ねた女性に対して押し付けられる美への要求に拒否の姿勢を示している。数日前にInstagramで白髪を自主的に公開した女優ジェニファー・アニストンが、今度はエイジズムに関わる別のテーマに取り組んでいる。2023年6月6日発売のアメリカ版雑誌「ヴォーグ」のインタビューで、成熟した女性に対する有名な偽りのほめ言葉、「年齢の割に美しい」に抗議した。この思慮のない表現は、ジェニファー・アニストンを苛立たせるという。

「私はその言葉にイライラします。耐えられません」と彼女は語った。「このくらいになったから、とかあなたの年齢なら、といったベンチマークを持つのは社会の習わしですが、私はその意味すら理解できません」。

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いまの肌の方が心地良い

50歳の彼女は、若さへの憧れとは裏腹に、いまの自分の肌にはかつてないほど良い感触があると続ける。「20歳のときよりもいい体型になりました。頭も体も心も良くなっています。すべてが100%良くなっています」と彼女は断言する。

このインタビューの最後に、ジャーナリストは彼女に「長生き」という概念は重要か、と尋ねた。ジェニファー・アニストンは肯定的に答えたが、単純な年齢記録を追い求めているわけではないことを明言した「私の家族は長生きで、特に父方(俳優のジョン・アニストン、2022年11月に89歳で死去)は長生きです。充実した人生を送りたい。ただ生きていたいだけではないのです」と語った。

text: Victoria Hidoussi (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi

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