スタイリスト飯田珠緒らによる、映画の食事場面を再現したZINE？

スタイリストの飯田珠緒とKatie（ケイティ）のデザイナー、三井リンダが映画の食にまつわるワンシーンを自作自演で再現したZINE『いつだってシネマ気分』を刊行。

『いつだってシネマ気分』三井リンダ著、飯田珠緒スタイリング・食事制作、水谷太郎、荒井俊哉撮影、井口弘史デザイン、珠琳堂刊 ￥1,800（200冊限定）

このZINEは、以前、自身のお気に入り映画のワンシーン再現をブログで連載していた三井リンダのアイデアをもとに、映画に出てくる印象的な食事風景や食べ物のワンシーンをテーマにしたもの。文章は三井リンダが担当し、飯田がスタイリングや食の制作などを手がけ、ふたりが自らモデルとなり再現シーンを自作自演。撮影は、水谷太郎と荒井俊哉、デザインは井口弘史という豪華メンバーが作り上げているので、テーマのユニークさだけでなくクオリティもピカイチ。

誌面に登場するのは、『わんわん物語』といったアニメ映画からフィガロ読者にもファンが多いミシェル・ゴンドリー監督の『エターナル・サンシャイン』、さらには五社英雄監督の『吉原炎上』やリドリー・スコット監督の『ハンニバル』といった、ジャンルにとらわれずに選ばれた映画の中の食とそのシーンの数々。映画ファンならきっとおなじみのあの食風景がどのように再現されているか乞うご期待！ いち早く手に取ってみたい人は、9月16日から川崎市中央卸売市場 北部市場にある調理室池田2階のギャラリースペースで行われるブックフェア「メランジェアートブックマーケット」を訪れてみて。

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実際の映画のワンシーンとともに、水谷太郎または荒井俊哉が撮影した自作自演の写真を掲載。実際の映画の写真は、飯田と三井があえて雑にiPhoneで撮影。これは『わんわん物語』のワンシーン。子どもの頃に観て覚えている人も多いのでは？

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自作自演の写真ページをめくると、再現した食の写真。こちらも撮影は水谷太郎または荒井俊哉が担当。『わんわん物語』に登場する、チェックのテーブルクロスの上に置かれた、ミートボールがたくさん入ったミートボールスパゲッティが懐かしさを誘う。