「ミニ・アナ・ウィンター」と呼ばれる10歳の天才少女がファッションショーで話題に。

わずか10歳のアメリカの少女は、既にファッションの世界で注目されており、しばしば「ミニ・アナ・ウィンター」と呼ばれる存在だ。彼女の将来有望なキャリアに迫る。

ニューヨークで開催されたハーパース・バザー・ブルーミングデールズ・アニバーサリー・パーティでのテイレン・ビッグス。（2022年9月9日）photography: Lexie Moreland / WWD via Getty Images

ここ数年、インフルエンサーたちの台頭がファッション界に大きな変革をもたらしてきた。このトレンドはまだ終わりそうもない。それを示す一例が、テイレン・ビッグスだ。10歳のアメリカ人ファッション愛好家の彼女は人気急上昇で、Instagramのアカウントのフォロワー数はすでに38万5千人を超えている。彼女はファッションウィークの注目の参加者であり、バルマン、ケンゾー、ジバンシィなどの大手ファッションブランドの衣装を披露している。また、彼女はインタビューも得意とし、ミラノ・ファッションウィークでの最新ショー後にエリザベッタ・フランキなどファッション業界の重要人物に質問を浴びせている。彼女がインタビューする有名人たちは、彼女の身長に合わせてしゃがむことをためらわない。彼女のInstagramのキャプションには、「彼らは私のことをミニ・アナ・ウィンターと呼ぶの」と書かれている。

 

 

 

 

 

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家族ぐるみで

彼女の早熟なキャリアは、猛スピードで飛躍してきた。テイレン・ビッグスはわずか1歳ですでに子ども服のキャンペーンに出演した。このチャンスは、インフルエンサーのInstagramページも管理している母親のアンジェリカ・カラッドがInstagramに投稿した写真がきっかけだった。カメラの前にいるのは幼い少女だが、彼女のプロとしての成長はまさに家族ぐるみのものだ。特に、テイレンが「ボディガード」と面白おかしく呼ぶ父親のジョシュ・ビッグスは、エージェントとカメラマンの役割を果たしている。家族のたゆまぬサポートにより、プロとしてのキャリアを築いてきたテイレンだが、父親はAFP通信のインタビューで「実生活では、彼女は子どもそのものです」と強調している。