キャサリン皇太子妃の最新写真、「老けている」と誹謗中傷コメントが殺到?

Culture 2023.11.28

2023年11月12日、第一次世界大戦の戦死者を追悼する伝統的なリメンバランス・デーの式典に出席したキャサリン皇太子妃の写真に、ネットでは容赦ないコメントが浴びせられた。

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リメンバランス・サンデーの式典でのキャサリン皇太子妃。(イギリス、2023年11月12日) photography: Getty Images

天性の美貌の持ち主と評判が高く、イギリス国民からの人気も高いキャサリン皇太子妃がバッシングの対象になることは滅多にない。ところが11月12日以来、SNSで皇太子妃に対する年齢差別的なコメントが飛び交う事態となっている。同日おこなわれたリメンバランス・デーの式典に皇太子妃は黒ずくめの服装で出席した。来年1月に42歳になる皇太子妃はロングコートの胸元に追悼のシンボル、赤いポピーの花のアクセサリーをつけ、極めて真面目な顔で式典に臨んだ。

US版「マリ・クレール」誌が報じたようにジョージ王子シャーロット王女ルイ王子の母親がロンドンのアドミラルティ・ハウスのバルコニーに立っている写真がSNS投稿されると、いつものにこやかな表情とは異なる沈痛な面持ちにネットが反応した。「いったい何が起こったんだ? 短期間でこんなに老けて見えるなんて」とX(元ツイッター)にコメントが書きこまれた。あるいは、「失礼ながら、2年間で10歳は老けたね」、「ひどく老けこんだ」、「これが素顔さ」、「チャーミングな若いママから一気に適齢期の娘がいる母親みたいになった」等々。

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年配者に対する差別

SNSでは多くのセレブが年齢差別の犠牲になっている。しかしながら数年前から多くのセレブ、とりわけ女性のセレブが反論の声をあげはじめている。2021年、61歳のフランス人ジャーナリスト、ソフィー・フォンタネルは、ヴォーグ誌のカバー写真にヌードで登場し、50歳以上の女性が存在しないかのように扱われることに抗議した。2023年2月に今度はマドンナが年配者に対する差別に対し、声を上げた。ロサンゼルスでのグラミー賞授賞式出席後、マドンナは、インスタグラムで怒りをぶちまけ、「45歳以上の女性を讃えることを拒否する世界に巻き込まれた」と述べた。

こうした差別と闘うために時の流れを味方につけ、グレイヘアで堂々と勝負することを選んだ人たちもいる。61歳のフランスの歌手リオや、65歳のアンディ・マクダウェルらだ。

text: Léa Mabilon (madame.lefigaro.fr)

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