デンマークのフレデリック皇太子、メキシコ人女優と不倫の報道!?

Culture 2023.12.02

スペインの「Lecturas」誌は2023年11月7日、デンマーク王室のフレデリック皇太子とメキシコ人女優ヘノベバ・カサノバの不倫疑惑を報じた。デンマーク王室は昨年、称号問題でひと騒動あったばかり。新たな一石が投じられた形だ。

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コペンハーゲンのアマリエンボー宮殿の公式晩餐会でのデンマーク王室のヨアキム王子、メアリー皇太子妃、フレデリック皇太子。(2012年3月26日)photography: Getty Images

デンマーク女王のマルグレーテ2世が、次男ヨアキム王子の子どもたちから「王子」、「王女」の称号を剥奪すると発表したのは1年前のこと。ヨアキム王子への不満があるのではないかと裏読みする向きもあった。ようやく世論も落ち着いてきたところに新たなスキャンダルが起きた。スペインの「Lecturas」誌が11月7日に報じたところによると、今度は長男フレデリック皇太子が10月25日の夜、マドリードでメキシコ人女優のヘノベバ・カサノバと一夜を共にしたところを目撃された。フレデリック皇太子は4人の子どもの父親で、現在55歳だ。

同誌はその晩の様子を詳しく伝えている。ふたりはまず、パブロ・ピカソの展覧会を一緒に訪れ、エル・レティーロ公園を散歩した後、女優の自宅へ行った。それは午後7時頃のことで、ふたりは別々に建物に入っていったそうだ。2時間後、着替えて現れたふたりは老舗タブラオ(レストラン)の「コラルデラモレリア」でフラメンコのショーを楽しんだ。フレデリック皇太子と連れは午前1時にレストランを出て車に同乗し、再び女優の自宅へ。翌日になって皇太子は飛行機でデンマークへ戻った。

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家族の肖像

この事態にデンマーク王室は結束した。フレデリック皇太子とメアリー皇太子妃夫妻は、スペイン国王フェリペ6世と妻のレティシア王妃が国賓として同国を訪れた3日間、ふたり揃ってもてなした。一方、デンマーク王室の広報官は同国の「B.T.」紙に11月10日、マスコミに流れている"噂や仄めかし"についての公式発表はないと語った。フレデリック皇太子夫妻は沈黙を守っている。

その後、仲の良さをアピールするかのようにデンマーク王室は11月15日、デンマーク王室の公式ポートレートをインスタグラムで公表した。にこやかな笑顔のマルグレーテ女王の傍らにフレデリック皇太子とメアリー皇太子妃、そして夫妻の長男でこの日18歳の誕生日を迎えたクリスチャン王子がいる。仲良し家族に見えるが、皇太子夫妻の表情が固いのではと勘繰るネットユーザーもいた。

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ヘノベバ・カサノバの反応

ヘノベバ・カサノバは、フレデリック王子とのロマンスの噂を公に否定することを選んだ。「フレデリック王子と私がつきあっているかのように報じる記事の内容を断固として否定します」とスペインの「Holà!」誌を通じて声明を発表した。「こうした報道は全く根拠がないだけでなく、悪意で事実を歪曲しています」

そして「すでに弁護士に依頼しています。私の名誉、真実、プライバシーの権利を守るために必要な措置をとってもらいます」と続けた。同誌はまた、フレデリック皇太子と一緒に過ごしたこの晩はもともと、ふたりの共通の友人の男性が皇太子に同行する予定だったが、病気になったのでヘノベバ・カサノバが代わりを務めただけだとも報じた。

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結婚と4人の子ども

フレデリック皇太子とメアリー皇太子妃が2024年に結婚20周年を迎えることを考えると、今回のゴシップのダメージは計り知れない。これまで、ふたりの恋愛はシンデレラストーリーとして語られてきた。出会いは2000年、オリンピック開催で賑わうシドニーでのことだった。当時広告会社に勤めていたメアリー皇太子妃はシドニーのパブ、「スリップイン」でフレデリック皇太子に見初められたのだった。

ふたりはしばらく遠距離恋愛を続け、2003年に関係を公表後、正式に婚約した。翌年に結婚し、4人の子どもをもうけた。2005年にクリスチャン王子、2007年にイザベラ王女、そして2011年に双子のヴィンセント王子とヨセフィーネ王女。もっともふたりは今回の不倫疑惑だけでなく、禁断の恋の根強い噂にも悩まされてきた。

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称号の剥奪

2022年9月末、デンマーク女王マルグレーテ2世は次男ヨアキム王子の子どものニコライ、フェリックス、ヘンリック、アテナから王子、王女の称号を剥奪すると発表した。「2023年1月1日以降、ヨアキム殿下の子孫はモンペザ伯爵およびモンペザ女伯爵の称号のみ使用が許され、デンマーク王子および王女の称号はなくなります」と王室は発表した。こうした決定がされた公式な理由としては、孫たちが普通に暮らし、「自分の人生を自分で切り開いて」もらいたいからということだった。

しかし、ヨアキム王子側ではこの措置に全く賛同できないとしている。2022年10月1日、デンマークの「B.T.」紙のインタビューに応じたヨアキム王子は怒りを爆発させた。「王室を近代化するにしても、スリム化するにしても、現実的には適切な方法でおこなうべきです。子どもたちに関わることなのですから。私の子どもたちは動揺していると申しあげていいでしょう。どうすればいいのか、何を信じればいいのか戸惑っています。どうして身分が剥奪されなくてはならないのでしょう。どうしてそのような形で罰せられたのでしょう」

これに対してデンマーク女王は2022年10月3日、謝罪の言葉を述べた。

「母として、祖母として、次男とその家族がどれほど影響を受けるかを過小評価していました。インパクトが大きかったことを申し訳なく思っています」と詫びつつ、決定を撤回することはしなかった。それ以来、ヨアキム王子は母親や兄夫婦と対立していると伝えられている。この話はここで終わったかもしれない。しかし、フレデリック皇太子夫妻と「複雑な」関係にあるとヨアキム王子が発言したことから、古い噂が蒸し返された。

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禁断の味

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国賓晩餐会に出席したヨアキム王子とマリー妃。(コペンハーゲン、2023年10月15日)photography: Abaca

スペインのタブロイド紙「Vanitatis El Confidencial」によると、マルグレーテ2世の今回の決定の根底に、ヨアキム王子に関するある噂が影響しているのではないかということだ。同紙によれば、ヨアキム王子はかつて、兄フレデリック皇太子の妻メアリー皇太子妃に「狂おしいほど恋をしていた」と言われていた。しかも2008年7月に開催されたデンマーク王室衛兵連隊主催のガラパーティーで、ヨアキム王子が酔っ払ってメアリー皇太子妃にキスしようとした。当時、証拠写真をスウェーデンの週刊誌「Svensk Damtidning」が掲載している。

スウェーデンの週刊誌によれば、「マルグレーテ女王の次男が酔った勢いで義姉の口にキスをしようとした。彼女はできるだけにこやかなまま、精一杯かわした。マリー妃もその恥ずかしい瞬間を目撃することになった」らしい。しかもヨアキム王子がメアリー皇太子妃に恋しているという噂は2004年のフレデリック皇太子とメアリー皇太子妃の結婚直後から広まっていた。

「2007年、ヨアキム王子がほぼ同名のフランス人女性との婚約を発表し、その女性がメアリー皇太子妃に酷似していたことも、この噂を後押しした」と記事は続く。事態を重視した女王は当時「警告」を発し、「2人の女性の間には何の問題もないことを周知しようと努めた」そうだ。しかし15年後のいま、再びトラブルが表面化している。Netflixのドラマに格好のネタではないだろうか。

text: Chloé Friedmann (madame.lefigaro.fr)

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