退院後のキャサリン皇太子妃の写真がアメリカの週刊誌で公開!

Culture 2024.03.06

3月4日にザ・ロンドン・クリニックに入院して以降、「TMZ」がキャサリン皇太子妃の写真を初めて公開した。意外なことに、英国メディアはこの写真を取り上げていない。

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特別な教育支援を必要とする子どもたちと障害を持つ子どもたちのための施設を訪問中のキャサリン皇太子妃。(ミルトン・レジス、2023年9月27日)photography: Abaca

キャサリン皇太子妃はSUVの助手席に座り、サングラスをかけ、大きな笑顔を浮かべていた。アメリカのメディア「TMZ」は、キャサリン皇太子妃が入院して以降、初となる写真を2024年3月4日に公開した。写真は午前9時頃、ロンドン近くで、キャサリン皇太子妃が母親のキャロル・ミドルトンと一緒に車に乗っている様子を捉えたものだ。ウィリアム皇太子の妻、キャサリン皇太子妃は、2023年12月25日のサンドリンガムでのクリスマスミサ以来、公の場に姿を見せていなかった。この不在は英国人の心配を呼び、SNS上では陰謀論が広がり、「プリンセスの失踪」について確信をもつ人さえいた。

キャサリン皇太子妃のこの写真は、英国人を安心させるのにちょうど良いタイミングで届いた。しかし、この写真はアメリカの複数メディアでは取り上げられたものの、予想に反して英国メディアは取り上げていない。通常すぐにこの種の写真を掲載する『デイリー・メール』などのタブロイド紙ですら、この写真を掲載しなかったのは驚きだ。『デイリー・メール』によれば、入院後初となるキャサリン皇太子妃のこの写真は、ケンジントン宮殿(ウィリアム皇太子夫妻の公式の住居)から「皇太子妃のプライバシーが守られ、回復できるように」との要請があったため、英国内では公開されなかったという。宮殿は公式コメントを避けたが、匿名の情報筋によれば、パパラッチによる写真は宮殿が許可したものではないという。

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機密情報

キャサリン皇太子妃の「腹部手術」入院の翌日、ケンジントン宮殿は次のように発表した。「キャサリン皇太子妃は、世間の関心に感謝しています。皇太子妃は、子どもたちのために可能な限り平常心を保ちたいという願いと、個人的な医療情報を非公開にしたいという願いを、国民が理解してくれることを願っています。」

その後、公式発表以外では、キャサリン皇太子妃の実際の健康状態に関する情報は発表されていない。ただし、皇太子妃ががんでないことは確認されている。英国政府は、2024年3月5日の発表で、キャサリン皇太子妃が今年初となる公務を2024年6月8日に果たすことを明らかにした。これは、最初の発表で言及された日付よりもかなり遅い。初の公務再開は、最初の発表では「復活祭後」すなわち3月31日に行われる予定だった。

text: Chloé Friedmann (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi

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