マイケル・ジャクソンの末息子、遺産をめぐり祖母に対して訴訟を開始。
Culture 2024.03.26
「TMZ」が20日に明らかにしたところによると、22歳のビギ(ブランケット)・ジャクソンはキャサリン・ジャクソンに対して請求を申し立てたという。ビギは、祖母であるキャサリンがマイケルの相続人である子どもたちに対し、弁護士費用を負担するよう要求していることに反対している。
ビギ・ジャクソンは「時間の無駄だ」と嘆いている。マイケル・ジャクソンの息子であるビギ・ジャクソンがマイケルの母キャサリン・ジャクソンを相手取って訴訟を起こしたと、「TMZ」が3月20日に明らかにした。このアメリカメディアによると、22歳のビギは、祖母が弁護士費用を支払うために父マイケルの遺産を使用するのを阻止したいのだという。祖母はまったく別の法廷闘争を開始した。ビギの目的は、祖母の訴訟でキャサリンがマイケルの遺産に手をつけることを防ぐことだ。
以前はブランケットと名乗っていたビギは、かつては祖母側だった。実際、ふたりはマイケル・ジャクソンの遺言執行人とある大企業の間での「取引」を阻止しようとしていたが、その企業の名前は明らかにされていない。「TMZ」によると、その取引とは、ソニーがマイケル・ジャクソンの出版物や楽曲の権利の半分を買収するというものだった。総額6億ドル(約900億円)で行われたと報じられている。ビギとキャサリンはこの合意を阻止しようと試みたが、裁判所は彼らの要求を拒否したとされている。
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弁護士費用
ビギ・ジャクソンと彼の兄弟姉妹はこの司法判決を受け入れたが、祖母キャサリン・ジャクソンはそうではない。キャサリン・ジャクソンはこの判決に異議を唱え、そして今後の訴訟にかかる弁護士費用をマイケルの相続人であるビギたちに負担するように要求していると報じられている。
text: Chloé Friedmann (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi