今年のKG+は、この3人展が必見!

Culture 2024.03.26

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KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭のサテライトイベントとして、これからの活躍が期待されるアーティストやキュレーターの発掘と支援を目的に開催されるKG+。

12回目を迎える今年、注目を集めそうなのが松原博子、キム・ジュンス、ラティティア・ジャケトンという日韓仏3人のアーティストによるジョイント・エキシビジョン『Courbe(曲線)』だ。

それぞれが独自の視点と手法で対峙する自然、そして生命。曲線の連鎖が誘うダイアローグを、ぜひ京都を訪れて体感してみたい。

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主にファッションのフィールドで活躍するフィガロでもおなじみのフォトグラファー、松原博子は柔らかに波打つヌード作品を展示。知人であるアーティスト、ソフィア・ファネゴを被写体に、彼女の身体が表すさまざまなかたち、肌の表面に浮かび上がる情景を切り取った。

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韓国を拠点に活動するキム・ジュンスは、革を細い弦状にして巻き上げ、樹皮を思わせる有機的なラインで描くレザークラフトで知られる。ロエベ財団2022クラフトプライズファイナリストにも選出された彼の作品は、世界各国で高い評価を集めている。

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さまざまな土地で採取した岩石に、手吹きガラスを垂らして表現するラティティア・ジャケトンは、ファッション業界でキャリアを積みアーティストに転向した経歴の持ち主。静謐な佇まいにプリミティブなパワーを込めたオブジェには、日本にも熱烈なファンが多い。

京都市内の各所でたなびく黄色い旗がKG+の開催場所の目印。『Courbe』の会場となるのは、原始的で創造的な「素の形」をコンセプトに活動するギャラリーSUGATA。

展示構成は建築家の工藤桃子が率いる設計事務所MMA.incが手がけるとあり、空間と作品との融合も見逃せない。

『Courbe』
会期:4月13日(土)〜4月27日(土)
会場:ギャラリーSUGATA (京都市中京区室町通二条下ル蛸薬師町271-1 然花抄院室町本店内)
営)11:00〜18:00
休)4月22日(月)
入場無料
●問い合わせ先:
tel:075-253-0112
www.su-ga-ta.jp

text: Mami Aiko

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