キャサリン皇太子妃、「四角いサンドイッチ」が食べられない理由とは?

Culture 2024.05.02

イギリス王室の元シェフによると、ロイヤルファミリーが「四角いサンドイッチ」を食べないのはある迷信によるものだそう。

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キャサリン皇太子妃。(2020年)photography: Milligan Andrew / Milligan Andrew/PA Photos / ABACA

まさかと思うだろうがこれは本当の話だ。イギリス王室のメンバーは四角いサンドイッチを絶対に食べない。イギリス王室に仕えた元シェフ、グラハム・ニューボールドによれば、キャサリン皇太子妃だけでなく、他のロイヤルメンバーも四角いサンドイッチを避けている。それは好みの問題ではない。

シェフによれば、このやや不思議な習慣は王家に代々伝わる古い迷信によるものなのだそうだ。「王室の方々は四角いサンドイッチを決して召し上がりません。それは角のある食べ物を献上する者には王座転覆の意図があるという言い伝えがあるからです」と元シェフは英「サン」紙に語った

エリザベス女王もこの教えを守っていたようだ。グラハム・ニューボールドはバッキンガム宮殿で2年間、ケンジントン宮殿で6年間働いたが、女王のアフタヌーンティーには四角いサンドイッチではなく、円形のサンドイッチ、通称"ジャム・ペニー"を出していた。

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四角い食べ物は「不吉」

この迷信は何世代も前から伝えられてきたものだ。さらにサン紙によると、王室メンバーが四角い食べ物を避ける理由はもうひとつある。「ヴィクトリア女王の夫、アルバート公も、棺桶の形をした食べ物を食べるのは不吉だと考えていたため、同様に四角い食べ物を避けていた」とのこと。

王室メンバーが口にしない食品は他にもあり、ニンニク、タマネギ、魚介類、フォアグラも、健康上、衛生上、あるいは動物愛護の観点から王室の食卓に登場しない。

text: Louise Ginies (madame.lefigaro.fr)

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