この秋おすすめの映画『ぼくのお日さま』を美しく切りとった、特別写真展を開催。

Culture 2024.08.28

新宿 北村写真機店の地下1階 ベースメントギャラリーにて、8月31日から「映画『ぼくのお日さま』特別写真展」を開催。

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ひと冬の淡くて切ない小さな恋たちの物語を、美しいカメラワークで切りとった本展は、映画と同様に見応えがある。 配給:東京テアトル ©️ 2024 「ぼくのお日さま」製作委員会/COMME DES CINÉMAS

映画『ぼくのお日さま』は、田舎町のスケートリンクを舞台に、吃音のあるアイスホッケー少年のタクヤ(越山敬達)、フィギュアスケートを学ぶ少女さくら(中西希亜良)、そして元フィギュアスケート選手でさくらのコーチを務める荒川(池松壮亮)の3人の視点で紡がれる、雪が降りはじめてから雪がとけるまでの、淡くて切ない小さな恋たちの物語。『僕はイエス様が嫌い』で第66回サンセバスチャン国際映画祭の最優秀新人監督賞を受賞した、奥山大史監督が、監督・脚本・撮影・編集のすべてを手がけている。この作品は、第77回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で上映され好評を博しただけでなく、第49回トロント国際映画祭など、世界各国の映画祭に出品されている。

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配給:東京テアトル ©️ 2024 「ぼくのお日さま」製作委員会/COMME DES CINÉMAS

本展では、この『ぼくのお日さま』のスチール撮影を担当した写真家・木村和平とフォトグラファー・持田薫によるメイキング写真やスチール写真の約40点を展示。映画では見られない演者たちのふと見せる表情や、撮影現場となったスケートリンクの美しい情景などを含め、映画を観た人も、これから観る人も楽しめる内容となっている。

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本作で監督・脚本・撮影・編集のすべてを手がけた奥山大史は、まだ20代ながらすでに日本映画の新たな境地を拓き、今後更なる躍進を期待される監督のひとり。池松壮亮も「すさまじい才能」と絶賛している。 配給:東京テアトル ©️ 2024 「ぼくのお日さま」製作委員会/COMME DES CINÉMAS
「映画『ぼくのお日さま』特別写真展」

会期:2024年8月31日(土)〜9月18日(水)
会場:新宿 北村写真機店 地下1階 ベースメントギャラリー
東京都新宿区新宿3-26-14
03-5361-8300
営)10:00〜21:00
入場無料
https://www.kitamuracamera.jp/ja

text: Natsuko Kadokura

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