英国王室、ハリー王子の40歳の誕生日を祝う「控えめ」なメッセージを投稿!
Culture 2024.09.17
英国王室はダイアナ妃の末息子であるハリー王子の誕生日を祝福した。確かにシンプルなメッセージだが、象徴的でもあった。
2022年9月、エリザベス女王の葬儀に参列したキャサリン皇太子妃、ウィリアム皇太子、ハリー王子、メーガン夫人。photography: Chris Jackson / Getty Images
2021年にカリフォルニアに移住してから王室の職務を離れていたハリー王子の誕生日を王室が祝うのはほぼ3年ぶりのことだ。9月15日、40歳の誕生日を迎えたハリー王子はようやく王室からの支援を受けることができた。「サセックス公爵へ、40回目のお誕生日おめでとうございます!」と、国王チャールズ3世は王室の公式ソーシャルメディアに投稿した。また、ウィリアム皇太子とその妻キャサリン皇太子妃も控えめでシンプルなメッセージを送った。
ささやかではあったが、この配慮は象徴的と言える。2021年以降、ハリー王子の誕生日に対する発言は初めてのことだからだ。その年、ハリー王子がオプラ・ウィンフリーとのインタビューで、息子アーチーに対するイギリス国民と王室の人種差別を糾弾したことで、ハリー王子とイギリス王室との間に緊張が走り始めたのだ。2023年には、ハリー王子の自伝『スペア』が発売され、対立はさらに激化した。この自伝では、ハリー王子が再び家族との確執について言及している。
ダイアナ妃とチャールズ3世の息子であるウィリアム皇太子とハリー王子はとても仲が良かったが、 2022年9月のエリザベス女王の葬儀以来、一緒に姿を見せていない。この誕生日メッセージは、和解の時を意味しているのだろうか?
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text: Léa Mabilon (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi