セレーナ・ゴメス、エミー賞の会場で予想外にトランプ陣営を批判。
Culture 2024.09.17
ドラマシリーズ「マーダーズ・イン・ビルディング」でエミー賞にノミネートされた女優セレーナ・ゴメスが、アメリカ大統領候補者についてジョークを飛ばした。
またしてもドナルド・トランプへの一撃。今回は9月15日の夜、エミー賞授賞式に登場したセレーナ・ゴメスからだった。女優セレーナ・ゴメスはラルフ ローレンのベルベットとシルク素材のブラックドレスをまとい、ドラマシリーズ「マーダーズ・イン・ビルディング」で共演しているスティーヴ・マーティンとマーティン・ショートとともに、コメディシリーズの助演女優賞のプレゼンターとして登場した。この場を借りて彼女は政治的なジョークを飛ばした。
「子どものいない、猫を飼っている女性からは程遠いおふたりとご一緒できるのは光栄です!」と彼女はユーモアを交えながら語り、2021年にトランプの伴奏者J.D.ヴァンスが米FOXニュースで発言した内容に言及した。彼はその際、「アメリカは、人生に失敗し、子どももおらず猫を飼っている女性の集団に支配されており、彼女たちは自分たちと同じくらい国全体が不幸になることを望んでいる」と発言した。
セレーナ・ゴメスは、テイラー・スウィフトがカマラ・ハリスへの支持を表明した注目の投稿の数日後、このジョークを飛ばした。テイラー・スウィフトは、候補者同士のディベートの翌日、自身のInstagramで「権利や大義のために戦っている民主党の候補者を支持する」と述べ、さらに「それらを守るためには戦士が必要だと思う」と綴った。そして最後に「チャイルドレス・キャット・レディ」とサインして締めくくった。
セレーナ・ゴメスはここでも自分が母親になれないことについて言及しているのだろうか? 実際、9月9日に彼女は「健康上の問題で自分の子どもを産むことができない」とアメリカ版「ヴァニティ・フェア」誌のインタビューで述べた。
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text: Lena Couffin (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi