パリ・ノートルダム大聖堂が、時空を超えて東京で甦る! 世界巡回展が日本初上陸。

Culture 2024.10.23

日本科学未来館にて、特別展『パリ・ノートルダム大聖堂展 タブレットを手に巡る時空の旅』を11月6日より開催。

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ノートルダム大聖堂の歴史を専用タブレットで体感して。©️パリ・ノートルダム大聖堂展 製作委員会

パリのシテ島におよそ800年前に建築され、ゴシック建築の代表作ともいわれる世界遺産、ノートルダム大聖堂。パリのランドマークのひとつでもあったこの大聖堂は、2019年4月に火災により大きな被害を受け、現在も修復作業が進められている。

本展は、文化財保護の大切さを身近に感じてもらうことを目的に、世界各国で開催されてきた巡回展。世界遺産の成り立ちや歴史、最新技術によって大聖堂が再び光を取り戻していく様子を専用タブレット端末「HistoPad(ヒストパッド)」で体験しながら学ぶことができる。「フランス革命」「皇帝の戴冠 ー1804年ー」など、タイムポータル(時空の扉)を通って、さまざまな時代の大聖堂を覗きながら、深い没入感を味わえるのが特徴だ。

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ナポレオン一世の戴冠式を描いた絵画をもとに、まるで大聖堂内にいるような360度見回せる視点を採用したことで、平面の絵画では描ききれなかった忠実な再現が可能に。©️Histovery

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そして東京展オリジナルコンテンツも展開。修復に使われた最新技術に焦点を当てた新しいタイムポータルを初公開するほか、火災前後の大聖堂を比較した模型を実際に触ることができるコーナーも。

会期中の12月には、ノートルダム大聖堂の一般公開が再開。新たなフェーズを迎える大聖堂をリアルタイムで見守りながら、文化財の歴史や未来をよりいっそう身近に感じられるタイミングでの開催となる。パリが好きな人、歴史的な建築物に興味がある人はもちろん、大人も子どもも楽しめる内容となっているので家族で出かけるのもおすすめだ。

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韓国開催時の会場の様子。©️Histovery
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中世紀の建築風景もリアルに再現。©️Histovery
特別展『パリ・ノートルダム大聖堂 タブレットを手に巡る時空の旅』

会期:2024年11月6日(水)〜2025年2月24日(月・祝)
会場:日本科学未来館 企画展示ゾーンa
東京都江東区青海2-3-6
050-3354-7711
開)10:00〜17:00
休)火、12月28日〜1月1日 *2月11日(火・祝)は開館。
料金:大人¥1,600(前売り)、¥1,800(当日)
https://notredame-ar.jp/ 

text: Natsuko Kadokura

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