今年も『くるみ割り人形』と迎える、特別なホリデーシーズンを！

12月に入り、ホリデームードもいっそう高まる今日この頃。東京バレエ団では、冬の風物詩である『くるみ割り人形』を今年も上演！

チャイコフスキーの珠玉の音楽と、団長・斎藤友佳理の演出、振付、そして舞台美術が織りなす美しい夢と幻想の世界。クリスマス・イヴの夜、人形たちのふしぎな世界に迷い込んだ少女マーシャは、くるみ割りの王子に誘われて雪の国やお菓子の国を訪れる。雪の国でふたりが雪片と戯れるように舞う幻想的なダンスや、クリスマスツリーの豪華なオーナメントが映えるお菓子の国の宴でくり広げられる各国のユニークで楽しいダンス。そしてラストのマーシャと王子の華麗でドラマティックなグラン・パ・ド・ドゥ......。5組の主演キャストと、コール・ド・バレエの美を追求する東京バレエ団のダンサーたちが魅せる、見どころにあふれたステージを楽しんで。

今年は新しい試みとして、「視覚障害のある方にもバレエを！」という思いのもと、レティッサオンハンド（視覚障害をお持ちの方向けの手持ち型レーザ網膜投影視覚支援機器）を用いたサポートサービスも提供。会場での貸し出しをトライアル企画として実施し、これまで視覚の問題でバレエに触れる機会が得られなかった方々にも、バレエの素晴らしさを感じる機会の創出を目指す。

さらに、東京会場ではロビーにてクリスマスマーケットも開催予定。東京バレエ団にゆかりのある出店者のほか、ダンサーがイタリアツアー中に現地で選んだクリスマスグッズ、バレエ団創設者佐々木忠次のコレクションなど、ここだけのスペシャルなアイテムも。心躍るホリデーを、『くるみ割り人形』とともにさらに特別なひとときにしては？