シャネルのメティエダールの世界を体感できるエキシビションが、この秋、東京へ!
Culture 2025.02.07
パリの一画にある、シャネルのメティエダール(ファッションとインテリア)の中心を担う le19M(ル ディズヌフエム)は、9月30日より、六本木ヒルズ森タワー52階に位置する森アーツセンターギャラリーと東京シティビューにてエキシビション「la Galerie du 19M Tokyo(ラ ギャルリー デュ デュズヌフエム トーキョー)」を開催。
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le19Mは、シャネルによって2021年に設立。約700人の職人と11のメゾンダールを擁し、職人やデザイナーたちのサヴォアフェールの伝承を展示するオープンスペース、la Galerie du 19M(ラ ギャルリー デュ デュズヌフエム)を備えるユニークな施設。
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「ラ ギャルリー デュ デュズヌフエムが企画・実施するこの国際的なプロジェクトは、メゾンダールの価値観である情熱、伝承、そして寛大さを強く体現しています。幅広い層の来場者は東京の中心地で、細部までこだわり抜かれた作品群のクリエイティブな対話に浸りながら、職人技を探求することができます。またワークショップを通して、私たちの伝統の豊かさと現代的解釈のモダンさの両方を楽しむことができるでしょう」と、シャネル ファッション部門兼シャネル SAS プレジデントおよび le19Mのプレジデントであるブルーノ パブロフスキーは語る。
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「ラ ギャルリー デュ デュズヌフエム トーキョー」は、2023年に開催されたダカールに続く2回目の国際的なエキシビション。これまでにない規模で開催され、日本のカルチャーシーンと新しい形のつながりを生み出す。
le19Mの理解を深めるパートでは、建築家の田根剛が率いるATTAが手がけた会場構成のもと、メゾンダールが誇る独自の技術を紹介。一方、グループ展示のパートでは、映画監督の安藤桃子、シンプリシティの緒方慎一郎など、異なる分野で活躍する5人のゲストが監修した、メゾンダールと日本の職人技による卓越したクリエーションを披露する。同時に、ルサージュ100周年回顧展では、刺繍のアトリエであるルサージュの、1924年創設以来の歴史ともっとも印象的な作品を展示。そのほか発想を刺激するトークセッションや参加型のワークショップ、来場者が思い思いにくつろげる空間など、本展は、メティエダールと日本の職人技が織りなすクリエイティブな対話を提供する。この秋のマストビジットとなるので乞うご期待。
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会期:2025年9月30日(火)〜10月20日(月)
会場:森アーツセンターギャラリー/東京シティビュー
六本木ヒルズ森タワー52階
シャネル カスタマーケア
0120-525-519(フリーダイヤル)
text: Natsuko Kadokura