マーガレット王女の28歳の孫サミュエル・チャット、陶芸家として日本で展覧会が決定。
Culture 2025.04.02
エリザベス女王の妹、マーガレット王女の孫が、陶芸の世界で国際的な活動を展開している。

サミュエル・チャットの両親はダニエル・チャットとレディ・サラ・チャット。そして母レディ・サラ・チャットの両親はアンソニー・アームストロング=ジョーンズとマーガレット王女だ。エリザベス女王の姪の息子であるサミュエルは、2025年4月に京都のギャラリーで展覧会を開催する。
まさに芸術一家に生まれた彼は、祖父アントニー・アームストロング=ジョーンズが写真家、父が俳優、母が画家、叔父が現代家具デザイナーと、クリエイティブな才能に囲まれて育った。
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京都での個展
ヨーロッパではすでに展覧会を開催してきた彼だが、今回は4月4日から19日まで日本で個展を開く。3月14日、彼は自身のインスタグラムで「京都のSokyo Galleryで個展を開催することになりました」と88,000人のフォロワーに報告
サミュエルは日本との関わりも深く、2024年初頭にはアーティスト・イン・レジデンス・プログラムで京都に滞在し、陶芸家・八木明の指導を受けていた。
生まれながらの芸術家
英国王位継承順位29位のサミュエル・チャットは、26歳の弟アーサー・チャットとともに名門イートン校で学んだ。エディンバラ大学卒業後はアート市場でのキャリアをスタートさせたが、よりクリエイティブな道を求め、2018年に窯元「ノースショア・ポタリー」で陶芸を学び始める。
「昔から物を創ることが大好きでした。少年の頃から想像上の風景を描いたり、物を造形したりすることに夢中になっていました。そして自然と陶芸へと導かれていったのです」と彼は「デイリーメール」紙の取材で語っている。また、2018年にはインドでヨガ・インストラクターの資格も取得している。
国際的に活躍
2024年には、日本でアーティスト・イン・レジデンス・プログラムに参加。その後、6月から7月にかけてロンドンで開催された『Crosscurrents - Armenia | London』回顧展に出展し、1月にはブリュッセルの現代セラミックアートフェア「Ceramic Brussels」にも作品を出品するなど、国際的に活動の場を広げている。
今回の京都での個展では、イギリスと日本の文化を意識した作品を展示。「展示作品は、"内と外"、均衡と流れという概念に呼応し、さらにはイギリスや日本の風景、お茶の文化からも影響を受けています。使用した素材も、日本とサセックスの土や磁器を組み合わせました」と、彼はインスタグラムで語っている。
サセックスのアトリエから日本へ。芸術家としての歩みを確実に進めるサミュエル・チャット。彼の作品が京都の地でどのように受け止められるのか、期待が高まる。
From madameFIGARO.fr
text: Juliette Gurunlian (madame.lefigaro.fr)