大阪で開催！ ルイ・ヴィトン『ビジョナリー・ジャーニー』展の見どころは？

タイ・バンコクで開催されたルイ・ヴィトン『ビジョナリー・ジャーニー』展が、7月15日より大阪中之島美術館で始まる。

大阪における本展では、日本というレンズを通して新たな視点で解釈されたルイ・ヴィトンの歴史を紹介。美術史家兼キュレーターのフロランス・ミュラーの協力のもとOMAの重松象平が手がけた空間では、メゾン所蔵のコレクションから厳選された1,000点を越える超える貴重な歴史的アイテムや資料、アーカイブのほか、神戸の香雪美術館、パリのギメ東洋美術館やケ・ブランリ美術館といった世界有数の国際的芸術機関の特別協力によって展示される名品の数々が壮大な物語を紡ぐ。

さらに、メゾンの歴史に重要な影響を与えた人々との深い結びつきを讃えながら、メゾンの大切な価値観である職人技やサヴォアフェール、叡智の伝承、そして革新性と創造性への揺るぎない姿勢にも焦点を当てる。最近になってパリ私立公文書館で長く保管され続け、奇跡的に無傷の状態で再発見されたモノグラム・キャンバスの最初のサンプルのほか、製造工程の一部を実際に見られるスペース、メゾンのアンバサダーを務める十三代目市川團十郎白猿や広瀬すず、平野紫耀といったセレブリティらの貴重なトランクやドレスなども展示する。展示品のひとつひとつが語りかける声に耳を傾けながら、ルイ・ヴィトンの時空を超えた旅の真髄を楽しみたい。

©Louis Vuitton