「視点を変えて、覗き込む」。フォトグラファー・松原博子の個展を開催。

Culture 2025.11.27

フォトグラファー・松原博子の展示『A POINT OF VIEW 飾るということ。』を、ジュエリーブランド、ララガンのブティック&ギャラリーにて12月5日より開催。

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今回の展示では、ララガンとのコラボで生まれたシルバーの額縁を含めた小さな額装、そしてさまざまな場所で撮影された風景のプリント作品を展示・販売する。

シルバーや陶、アルミや木でつくられた「小さな額縁」を用意するところから表現を広げ、小さな小さな世界を追いかける。用意された小窓の奥には、指先で拡大もできず、流れてもゆかず、そこにとどまり待っている風景ーー。

松原の新しい遊びは、小さく焼き付けた写真。世界のどこか一部の切り取りは、親密さからかけ離れていく。撮る側の視点、そして見る人の視点。置かれる状況、隣り合わせの存在。それをどんなふうに見つめるのか。見る人の視点が、存在をどう捉えるのか。

ものごとは、同じ一人の人間が見ても、いつ、どこで、どんなふうに見つめるかで大きく違って感じられる。本展は松原の仕掛ける視点のゲーム。場合によっては、気に入った小さなプリントを選んで、自宅に好きなように飾ったり、大事な本の間に挟んだり......。物の見方を交わす時間を楽しんで。

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『A POINT OF VIEW 飾るということ。HIROKO MATSUBARA』

会期:2025年12月5日(金)〜12日(金)
会場:ララガン ブティック&ギャラリー
東京都渋谷区神宮前2-5-4 SEIZAN 外苑 103
開)12:00〜19:00 *12月7日(日)、10日(水)〜12日(金)は12:00〜18:00
休)12月8日(月)、9日(火)

 

text: Natsuko Kadokura

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