ジェニファー・ローレンス、最年少で4度のオスカーノミネートという快挙!
Culture 2016.01.19
ジェニファー・ローレンスが、アカデミー賞(R)に最年少で4度もノミネートされるという快挙を成し遂げた。
ジェニファーは最新作『Joy(原題)』の演技が高く評価され、14日に発表された2016年アカデミー賞ノミネーションで主演女優賞候補に名前を連ねた。しかし受賞するには『キャロル』のケイト・ブランシェット、『ルーム』のブリー・ラーソン、『さざなみ』のシャーロット・ランプリング、『ブルックリン』のシアーシャ・ローナンらとの激しい競争を勝ち抜く必要がある。
ジェニファーは2011年の映画『ウィンターズ・ボーン』で初めてオスカー主演女優賞にノミネート。当時はまだ『ハンガー・ゲーム』シリーズには出演しておらず、女優としてはほとんど無名だった。この時は『ブラック・スワン』のナタリー・ポートマンがオスカー獲得となった。
いまでも、世界で最も注目を集める映画祭のレッドカーペットを初めて歩いた時のことを、まるで昨日のことのように思い出すというジェニファー。
「世界で最も信じられない出来事だったから、もう圧倒されるとばかり思っていたわ」と彼女はオスカーの特番『OTRC』で語った。「みんなに観てほしいと思える、ささやかな映画を作って、サンダンス(映画祭)に出品できればと思っていたわ。そしたらオスカーのレッドカーペットを歩くことになった。だからすごく奇妙な、『ああ、どうしよう』みたいな瞬間になると思ったの。そしていざ表舞台に出ると、『どうしよう、本当に信じられない!』という気分でみんなに叫び始めたのよ」
2013年には『世界にひとつのプレイブック』で主演女優賞を受賞。オスカー像を受け取るためステージに上がる時につまずいたのは有名な話だが、世界中のファンからさらに愛されるようになった。
2014年には『アメリカン・ハッスル』で助演女優賞にノミネートされたが、『それでも夜は明ける』のルピタ・ニョンゴがその座を射止めた。
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