「第二回午前十時の映画祭」開催決定 50劇場100作品に拡大

Culture 2010.11.18

映画文化協会主催の「第二回午前十時の映画祭 何度見てもすごい50本」の開催概要発表会が11月17日、都内で行われ、同協会の松岡功会長、作品選定委員を務める映画評論家の品田雄吉、映画字幕翻訳者の戸田奈津子、東宝の高井英幸社長らが会見した。

sound480_large.jpg (C)1965 Twentieth Century Fox Film Corporation and
Argyle Enterprises.


往年の名作洋画50本すべてをニュープリントで、毎日午前10時から1年間にわたり連続上映する同映画祭は、今年2月6日に開幕した。41週までに観客動員48万7766人、興行収入4億7152万7200円を記録。松岡会長は「毎週、全国で1万人以上の方々がお越しくださっている。最終的に当初の目標だった動員50万人、興収5億円を超えるのではないか」と語った。

初年度の好評を受けて開催が決定した第二回は、上映劇場が25館から50館、上映作品が50作品から100作品に拡大。初年度に上映した50作品を「Series1/赤の50本」として今回から加わる25劇場で、新たに選ばれた50作品を「Series2/青の50本」として初年度から参加している25劇場で上映する。

「青の50本」に選ばれたなかで目玉は、1977年に製作された米映画「ブラック・サンデー」(ジョン・フランケンハイマー監督、ロバート・ショウ主演)。同年夏に劇場公開される予定だったが、「上映すれば映画館を爆破する」という脅迫があったために公開中止となった幻の作品だ。

ほか、「麗しのサブリナ」「風と共に去りぬ」「荒野の用心棒」「サウンド・オブ・ミュージック」「ザッツ・エンタテインメント」「シザーハンズ」「情婦」「タクシードライバー」「ドクトル・ジバゴ」「フレンチ・コネクション」など名作がずらり顔をそろえた。また、東京・TOHOシネマズみゆき座と大阪・TOHOシネマズ梅田では終日上映も決定した。

「第二回午前十時の映画祭」(http://asa10.eiga.com/2011/)は、2011年2月5日~12年1月20日開催。

(映画.com)

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