身体感覚を揺さぶる、新進アーティストの大規模個展。

Culture 2020.05.24

強く、静かに知覚を揺さぶる芸術世界。

『久門剛史—らせんの練習』

art-02-200427.jpg

劇場作品『らせんの練習』2019年(ロームシアター京都)。チェルフィッチュの舞台美術など劇場空間でも力を発揮する。

真上からは円と認識していたものが、視点を変えると螺旋だと気付く。時間と空間を回る、新しい知覚を拡張させた作品で注目される久門剛史。まさに螺旋の構造をなぞるように配置された展示空間で、モノに潜在する永遠性と唯一性を問いかけ、身体感覚を強く静かに揺さぶる体験をもたらす。

『久門剛史—らせんの練習』

会期:開催中~9/22(会期延長のため一部展示替え有り)
※茶室「童子苑」での特別展示は、6月2日(火)~6月21日(日)及び、8月4日(火)~9月11日(金)展示予定
豊田市美術館(愛知・豊田)
営)10時~17時30分
休)月, 6/22~7/17
料)一般¥1,000
tel:0565-34-6610 

www.museum.toyota.aichi.jp

*『フィガロジャポン』2020年6月号より抜粋

※この記事に記載している価格は、標準税率10%の税込価格です。

réalisation : CHIE SUMIYOSHI

Share:
  • Twitter
  • Facebook
  • Pinterest
夏の暑さへの準備はOK? 涼しいメイク、ひんやりボディケア。
35th特設サイト
パリシティガイド
フィガロワインクラブ
Business with Attitude
BRAND SPECIAL
Ranking
Find More Stories

Magazine

FIGARO Japon

About Us

  • Twitter
  • instagram
  • facebook
  • LINE
  • Youtube
  • Pinterest
  • madameFIGARO
  • Newsweek
  • Pen
  • CONTENT STUDIO
  • 書籍
  • 大人の名古屋
  • CE MEDIA HOUSE

掲載商品の価格は、標準税率10%もしくは軽減税率8%の消費税を含んだ総額です。

COPYRIGHT SOCIETE DU FIGARO COPYRIGHT CE Media House Inc., Ltd. NO REPRODUCTION OR REPUBLICATION WITHOUT WRITTEN PERMISSION.