ハリー王子とメーガン夫人、それぞれが単独で公の場に立つのは戦略?

Celebrity 2024.10.07

夏の終わり以降、ハリー王子夫妻は公の場に一緒に姿を見せていない。いくつかの情報筋によると、これは新たな広報戦略の一環だと言われている。

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インヴィクタス・ゲームズのトレーニングキャンプに参加したハリー王子とメーガン夫人。(カナダ、2024年2月15日)photography: Dyck Darryl/CP/ABACA

ここ数週間、ハリー王子は妻と一緒にではなく、単独で公の場に姿を見せることが増えている。ニューヨークからロンドン、南アフリカのレソトに至るまで、彼は自らの運命に向かって歩みを進め、夏の終わりからはひとりで道を切り開いているようだ。一方で、10月5日(土)、メーガン夫人もロサンゼルスのチャリティ・ガラに単独で参加し、強い存在感を見せた。『デイリー・メール』の情報筋によれば、この一時的な別行動は夫婦関係の危機や離婚を意味するものではなく、お互いが個人としての役割を改めて模索しようとしているのだと言う。「これは彼のアイデアです。彼には少しスペースが必要なのだと思います」と情報筋が語り、別の証言者は「ハリーは常に自分が重要な存在として認識されることを望んでおり、王室からの離脱は彼に大きな衝撃を与えました」と補足している。このように、ダイアナ妃の息子であるハリー王子は、自分なりのやり方で人生を再びコントロールしようとしているようだ。

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コミュニケーション戦略

10月4日(金)、ハリー王子夫妻に近い人物は「ピープル」誌にも詳細を語った。「彼らはそれぞれの道を歩むことを決めました。個々人として成長し、充実した人生を送りたいと考えているのです」そして「ハリーは現在チャリティ活動に集中し、メーガンはビジネスの発展に専念していますが、夫妻は自分達の心に留めている問題に関しては引き続き一緒に取り組んでいます」と彼は明言した。「しかし現実は、彼らが何をしようとも、常に批判されることになるでしょう」とも付け加えた。

実際、2020年に王室を離れて以来、ふたりは定期的に批判の的となっている。ふたりの子どもたち、リリベットアーチーとともにカリフォルニアに住む彼らは、特に王室時代の過去を利用して利益を得ていると非難されている。ハリー王子は自伝『スペア』を出版し、家族についても躊躇なく批判した。また、彼らのNetflixドキュメンタリーシリーズ「ハリー&メーガン」(2022年)も、こうした批判に油を注ぎ、王室との緊張をさらに強めた。

text: Léa Mabilon (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi

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