レオナルド・ディカプリオ、動画でカマラ・ハリスへの投票を呼びかける。

Celebrity 2024.10.28

10月25日、俳優のレオナルド・ディカプリオは自身のInstagramアカウントに投稿した動画で、環境問題に関する前米大統領の無策を批判した。また、アメリカ国民に対し、カマラ・ハリスに投票するよう呼びかけた。

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レオナルド・ディカプリオ。photography:Reuters/Aflo

「私たちは後戻りする余裕はありません」と彼は警告した。10月25日、レオナルド・ディカプリオは自身のInstagramに投稿した動画で、米大統領選でカマラ・ハリスへの投票を呼びかけた。この動画の中で、彼はまず今回の選挙が環境問題に与える影響について語った。

「今月初め、ハリケーン『ヘレン』と『ミルトン』がフロリダ、ジョージア、ノースカロライナの一部を壊滅させました」と彼は語り始めた。「多くの家族が家や生計、そして愛する人を失いました。これらはこれまでに経験した最も強力な大西洋のハリケーンのひとつです」と述べ、続けてこう付け加えた。「これらのハリケーンによる被害は1000億ドル(15兆円)にも上ります。勘違いしないでください。これらの異常な災害は地球温暖化によって引き起こされたものなのです。」

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「気候変動が地球を破壊している」

さらにレオナルド・ディカプリオは、環境保護に関する無策を理由にドナルド・トランプを厳しく批判した。「ドナルド・トランプは事実を否定し続けています」と彼は嘆いた。「科学を否定し続け、アメリカをパリ協定から脱退させ、重要な環境対策を覆してきました」また、元大統領が石油業界に「望むすべての規制撤廃と引き換えに10億ドル(約1530億円)の寄付」を約束していたことも強調した。

「気候変動は地球を破壊し、私たちの経済をも蝕んでいます」と彼は強調した。「私たちの経済、地球、そして自分たち自身を救うために、勇敢な前進が必要です。だからこそ、私はカマラ・ハリスに投票します。」映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019年)の主人公を演じたレオナルド・ディカプリオは、民主党候補者が「アメリカの歴史の中で最も重要な環境保護活動を推進するのに貢献した」と振り返った。その一例として、家庭用エネルギーの生産に投資し、再生可能エネルギーを促進することを目的としたインフレ削減法を制定したことが挙げられる。

「彼女のリーダーシップの下、私たちは2050年までに温室効果ガス排出量にするという野心的な目標を設定し、雇用を創出するだけでなく、私たちの地球を救う助けにもなるグリーン経済を築いてきました」と、6120万人のフォロワーに語った。そして、彼は国民に対し、11月5日にカマラ・ハリスに投票するよう呼びかけた。この投稿は、25万7000人以上に「いいね!」をされている。レオナルド・ディカプリオは、ビヨンセテイラー・スウィフトビリー・アイリッシュのように、候補者に投票するよう呼びかけるセレブたちに加わった。

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text: Chloé Friedmann (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi

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