トム・クルーズ、アメリカ海軍から最高の栄誉賞を授与される。
Celebrity 2024.12.20
アメリカ海軍長官のカルロス・デル・トロが、12月17日(火)にロンドンで行われた式典で、この名誉ある賞を俳優トム・クルーズに授与した。
米海軍がトム・クルーズに民間人最高栄誉賞を授与した。(ロンドン、2024年12月17日)photography: Abaca
「私はすべての軍人、男性も女性も尊敬しています」と、感極まった様子で語ったトム・クルーズ。彼は12月17日(火)、ロンドンで行われた式典で、アメリカ海軍の最高民間栄誉である「Navy Distinguished Public Service Award(海軍功労賞)」を授与された。この賞は、『トップガン』(1986年)、『7月4日に生まれて』(1989年)、『ア・フュー・グッドメン』(1992年)、そして『ミッション:インポッシブル』シリーズなどの映画を通じて、「海軍や海兵隊への卓越した貢献」が認められたことを讃えてのものである。
採用の急増
「トム・クルーズ氏に長年にわたり、彼の映画を通じて海軍を支持してきたことを讃える公共サービス名誉賞を授与することができたのは、私にとって名誉なことでした」と、アメリカ海軍長官のカルロス・デル・トロが述べたことを、オンラインマガジン「デッドライン」が報じた。「彼の作品は、何世代にもわたる軍人たちに、海軍や海兵隊で奉仕するインスピレーションを与えてきました」と彼は続けた。
1986年に映画『トップガン』が公開された後、海軍の採用数は実際に急増した。カルロス・デル・トロはさらに、『トップガン マーヴェリック』(2022年)が「年配の世代には懐かしさを感じさせると同時に、若い観客には海軍が提供するスキルや可能性への興味を新たに抱かせた」と述べた。そして、この言葉にトム・クルーズも深く感銘を受けたようだ。
インスピレーションの源
「今日、海軍で活躍している人々や、かつて奉仕した多くの海兵にとって、私がインスピレーションの源になれたことを嬉しく思います」とトム・クルーズは語った。「これは私ひとりの仕事ではなく、すべての撮影現場でともに働いた俳優やスタッフたちの努力の成果です。彼らこそが私たちの作品に命を吹き込んでくれました」と感謝の意を述べた。
トム・クルーズはさらにこう語った:「人生において、そして私自身にとっても、リーダーシップとは人を支えることだと強く感じています。皆さんの献身に感謝しており、彼らを代表するのは本当に名誉なことです。私はそれを誇りに思っています。これからも自分の仕事を続けていきますし、皆さんも自分の役割を果たし続けることと思います。私たちの国に仕え、この世界をより良い場所にするために。」トム・クルーズは今後も活動を続ける予定で、2026年には『トップガン3』を含む7本の映画に出演する予定だ。
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From madameFIGARO.fr
text: Chloé Friedmann (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi