ブレイク・ライブリー、共演者をセクハラで告発。

Celebrity 2024.12.25

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ブレイク・ライブリーは、12月20日に映画『ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US』の監督兼俳優に対して訴訟を起こす前に、撮影現場で自らの安全を守るために30の措置を要求していた。これらの要求は、有害とされる雰囲気や不適切な行動に対抗することを目的としていた。

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ラクマアート&フィルムガラに登場したブレイク・ライブリー。(24年11月2日、ロサンゼルス)phtography: REX/Aflo

ブレイク・ライブリーは、映画『ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US』の監督兼俳優ジャスティン・バルドーニに対して、セクシャルハラスメント、不適切な行動、さらには彼女に対するネガティブキャンペーンを行ったとして訴えている。ブレイク・ライブリーは12月20日に訴状を提出し、撮影中にジャスティン・バルドーニがシナリオにはなかったキスシーンを強制し、ライブリーの性生活について不適切な会話を交わし、その中で一部のパートナーから同意を得られなかったことを打ち明けたと主張している。さらに、映画のプロデューサーであるジェイミー・ヒースも不適切な行動で非難されている。ジェイミー・ヒースはライブリーの控室に裸で入ってきて、妻が裸で出産している動画を見せたとされている。ブレイク・ライブリーが法的措置を取る前、彼女は撮影現場で自らの安全を守るために30項目の対策を要求したが、それは実現しなかった。

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不適切な会話

ブレイク・ライブリーは訴状の中で、『ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US』の撮影現現場に重苦しく不快な雰囲気があったことについても言及している。その原因は、ジャスティン・バルドーニ監督とプロデューサーが性的な話題やプライベートに過度に踏み込んだ内容に執拗にこだわり、また撮影期間中に続いたセクシャルハラスメントにあるとしている。これらの行為により、ブレイク・ライブリーは多くの制限を求めることになった。その中には以下のようなものが含まれている:

 ・監督の妻を含む女性のヌードの映像や画像を流すことを止める。

 ・ジャスティン・バルドーニとジェイミー・ヒースが過去のポルノ依存について話すこと、またはブレイク・ライブリーがそのようなコンテンツを拒否することを侮辱することの禁止。

 ・ジャスティン・バルドーニが自分の性生活、性器、または同意なしでの私的な状況について話すことの禁止。

 ・すべてのシーンにおいて、ブレイク・ライブリーに関わるシーンには必ずインティマシーコーディネーターを配置。

 ・同意なしに即興のキスや唇を噛んだり吸ったりすることの禁止。

 ・強姦や暴力的なシーンにおいて、必ずスタントを使用。

 ・初めに承認されていない追加の性的シーンを行わないこと。

 ・性的なコメントや、ブレイク・ライブリーや他の女性キャストに対する身体的接触の一切の禁止。

 ・ジャスティン・バルドーニとジェイミー・ヒースが、ブレイク・ライブリーが衣服を着ていない状態で彼女のキャラバンに入ることの禁止。

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彼女のルックスや宗教に対する批判

ブレイク・ライブリーはまた、彼女の容姿、家族、宗教に関する不適切な発言を糾弾した。その内容は以下の通り:

 ・体重について質問することの禁止。

 ・ 2021年に亡くなった父親について触れることの禁止。

 ・宗教的信念について議論したり、ジャスティン・バルドーニの信念を押し付けることの禁止。

 ・特にジャスティン・バルドーニとの長時間の監視なしのキャラバン内での会議の禁止。

最後にブレイク・ライブリーは次のような要求をした:

 ・ ソニーが制作にもっと関わること。

 ・過剰な反応や報復の脅しは禁止。

 ・尊重し、プロフェッショナルな職場環境を作ること。

 ・彼女の身体的・感情的な安全を守るための対策をしっかりと実行すること。

『ニューヨーク・タイムズ』に対して、訴訟後にインタビューを受けたブレイク・ライブリーは次のように述べた。「私の訴訟が、このような不正行為を告発した人々に対する報復を明らかにし、他の人々がターゲットにされないように守る手助けになることを願っています。」また、彼女はジャスティン・バルドーニからハラスメントだけでなく、撮影の最後の数週間に誹謗中傷を受けたとも話している。

From madameFIGARO.fr

text: Léa Mabilon (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi

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