トム・ホランドとゼンデイヤの婚約、ネット上で議論を呼ぶ理由とは?

Celebrity 2025.01.09

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このふたりの俳優が最近、婚約発表をして以来、SNS上では大きな話題となっている。それにしても、普段はとても控えめなこのカップルの周りで、一体何が起きているのだろうか?

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2021年12月5日、ロンドンでのゼンデイヤとトム・ホランド。photography: PA Photos/ABACA

毎回、レッドカーペットを歩くたびに多くの視線を集めるゼンデイヤ。しかし今回は、彼女の左手薬指に輝く大きなダイヤモンドが群衆を魅了した。1月6日(日)、映画『DUNE/デューン 砂の惑星』で知られる女優のゼンデイヤは、ゴールデングローブ賞のレッドカーペットにきらめく指輪をつけて登場した。この出来事は、瞬く間にメディアやSNSで話題となった。ゼンデイヤとトム・ホランドは婚約したのだろうか? 一部のタブロイド紙がすぐさま「調査」を開始した。

ゼンデイヤがアンバサダーを務めるブランド、ブルガリのプレスリリースには、ゼンデイヤが身につけていた指輪は掲載されていなかったことを雑誌「ピープル」がその後明らかにした。「ピープル」によると、その指輪は「ジェシカ・マコーマックの5.02カラットのイースト=ウエスト・クッション・ダイヤモンド・ボタンバック・リングで、同ブランドの公式サイトの婚約指輪のセクションに掲載されている」という。

指輪に注目する人々がいる一方で、カップルの親しい関係者たちに取材を試みたメディアもあった。月曜日、「TMZ」に寄せられた証言によれば、トム・ホランドは休暇中、ゼンデイヤの家族所有の一軒家でのとてもプライベートなひとときの中でプロポーズをしたという。「ピープル」もまた、スパイダーマン役で知られる彼が「以前からプロポーズの計画を立てていた」と報じている。さらに、あちこちに婚約の兆候が見られることから、SNSでは「ゼンデイヤがトムと結婚を決めたのは、彼が人気バラエティ番組『リップ・シンク・バトル』でリアーナの『アンブレラ』をパフォーマンスした瞬間だったのでは?」と冗談を交えた声も上がっている。このふたりのロマンスに、ファッション界も興味津々だ。

「世界的スクープ」

X(旧Twitter)では、インターネットユーザーたちがこのニュースを知って興奮を隠せず、次々とその喜びをシェアしている。ゴールデングローブ賞から3日後、この重大発表に関するコメントは依然として増え続けている。「トム・ホランドとゼンデイヤが婚約したって聞いて、驚きと興奮を感じない人なんている? 彼がゼンデイヤの姓を取るのか、それとも彼女がトムの姓を取るのかを見るのが待ちきれない!」と、あるユーザーはXに書き込んだ。一方で、ゼンデイヤがつけている婚約指輪にすぐに気づいたユーザーもいた。「あの指輪」や「世界的スクープ」といったコメントが、ゼンデイヤがゴールデングローブ賞の公式Instagramアカウントに投稿した動画のコメント欄に、指輪の絵文字とともに書き込まれた。

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最初の婚約の噂

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11月5日、カリフォルニアで開催されたゴールデングローブ賞授賞式のレッドカーペットに登場したゼンデイヤ。photography: ImageSpace/SPUS/ABACA

このニュースがこれほどまでに話題を呼んでいるのは、トム・ホランドとゼンデイヤの婚約の噂が初めてではないからだ。2023年9月、ゼンデイヤがバスケットボールチーム、ゴールデンステート・ウォリアーズの黒いキャップをかぶったセルフィーをシェアした際、すぐにファンたちが注目したのは、左手の薬指に輝くパール付きの指輪だった。これがきっかけで婚約説が再燃し、ゼンデイヤは事態を収めるためにInstagramのストーリーで真相を明かすことになった。彼女は「これでは何も投稿できないわ」と語り、ファンの熱狂を一時的に沈めた。「私はそれを自分のキャップのために投稿したの。指輪のためじゃないわ、みんな。本気で、こんなふうに発表すると思っているの?」と彼女は笑いながら付け加えた。どうやら、女優ゼンデイヤはアメリカ映画界で最も重要な授賞式のひとつでレッドカーペットを歩きながら、その指輪を披露することで、もっと強いインパクトを与えることを選んだようだ。

謎めいていたほうが好奇心を掻き立てる

ゼンデイヤとトム・ホランドは、正式に彼らの熱愛を公にして以来、どこへ行っても注目を集めているが、自分たちのプライベートな生活を見せる部分と隠す部分を上手にコントロールしている。ミュージカル版『ビリー・エリオット』でキャリアをスタートさせたトム・ホランドは、「僕たちの関係を非常に大切にしているので、できるだけ聖なるものとして保ちたいと思っています」と、2023年に「ハリウッド・リポーター」に語ったと英紙『ガーディアン』が報じた。「誰かに対して何かをする必要はないと思っています。それは僕たちのことだし、私たちのキャリアとは関係ありません」と彼は続けた。

最近、俳優トム・ホランドはゼンデイヤをレッドカーペットに同行するのを避けており、彼女への注目が自分に向かないようにしていると述べた。「これは僕の瞬間ではなくて、彼女の瞬間だから。もし一緒に行ったら、それは僕たちのものになってしまう」と、俳優は雑誌「メンズ・ヘルス」に語った。『ガーディアン』によると、しばしば「順調なカップル」や「本物のカップル」と評されるゼンデイヤとトム・ホランドは、まだまだ人々を魅了し続けている。そして、ファンたちが次に注目するのは、おそらく結婚式の日程と場所になるだろう。

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From madameFIGARO.fr

text: Leonie Dutrievoz (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi

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