「カルトの帝王」デヴィッド・リンチ、78歳で逝去。

『エレファントマン』「ツイン・ピークス」シリーズや『ブルー・ベルベット』で知られる映画監督デヴィッド・リンチが78歳で亡くなった。

1月16日、デヴィッド・リンチの遺族がFacebookで彼の逝去を公表した。死因は明らかにされていないが、2024年には長年の喫煙が原因で肺気腫に罹患しており、家を出ることも稀だったという。

1976年『イレイザーヘッド』で長編映画監督としてデビュー、レイトショーで繰り返し上映され「カルトの帝王」と呼ばれるように。『エレファントマン』（80年）、『ブルー・ベルベット』（86年）とヒット作を続け、1990年にはテレビドラマ「ツイン・ピークス」では監督兼俳優としても出演。同年『ワイルド・アット・ハート』でカンヌ国際映画祭パルム・ドールを受賞、11年後には『マルホランド・ドライブ』（2001年）でカンヌ国際映画祭監督賞に輝いた。

2022年にはスティーブン・スピルバーグ監督の自伝的映画『フェイブルマンズ』で、俳優としてジョン・フォードを演じていた。

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