アンチエイジングに大金を費やす「リアルバービー」、息子からの輸血を計画し物議!?
Celebrity 2025.01.26
「リアルバービー」を自称する女性インフルエンサーが、アンチエイジング目的で息子からの輸血を計画していると話題になっている。
美に大金を費やす「ハリウッドの女王」
息子からの輸血というアンチエンジング計画を明かしたのは、米ロサンゼルス在住の「ハリウッドの女王」マルセラ・イグレシアス(47歳)である。起業家でInstagramのフォロワー125万人を超えるインフルエンサーでもあるマルセラは、これまでにアンチエイジングや美容整形などに9万9000ドル以上(1500万円以上)を費やしているという。その甲斐もあってか、「リアルバービー」の自称にふさわしい美貌とプロポーションを保っている。
米ニューヨークポストなどの記事によると、マルセラが計画しているのは現在23歳の息子ロドリゴからの輸血だ。マルセラは「輸血は体内にある細胞の若さを保つ新たな手段です。自分の息子や娘からの場合は特に」と主張し、若いドナーの細胞から多くのメリットを得られると考えている。
この計画はすでにロドリゴからも了解を得ており、母のマルセラさんのみならずマルセラの母である祖母(75歳)への輸血も予定しているという。現在は計画を実行するため、地元ロサンゼルスで治療を行ってくれる医師を探している。
マルセラさんは、この治療について、「長旅を終えて水をひと口飲んだ旅人のように、体はその刺激を歓迎すると聞いています」と期待を語っている。
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若者の血に若返り効果はあるのか?
マルセラがこのアイデアに辿り着いたきっかけは、自身が過去に受けた幹細胞療法だったという。若返りのために若者の血液を輸血するというアイデアは、実はそれほど新しいものではない。やはりアンチエイジングに大金を注ぎ込んでいるアメリカの大富豪ブライアン・ジョンソンも、2023年に息子から血漿の提供を受けたと公表している。
若者の血液を高齢者に輸血することで、本当に若返りの効果はあるのか? 一部では、若者の血液にはアンチエイジングだけでなく、認知症やパーキンソン病、アルツハイマー病などにも効果があるとも宣伝されている。
だが、専門家はその効果を疑問視している。ネズミを使った実験では効果があったというものの、人間でも同じように効果があるのかはいぜんとして不明だ。米FDAは健康上の懸念があるとして、若返り目的での輸血について警告を行なっている。
なお、前述のブライアン・ジョンソンは、期待していただけの効果を得られなかったとして、この治療を中止したと伝えられている。
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text: Izuki Yoshii