カニエ・ウェスト、ユダヤ人差別発言で大炎上。
Celebrity 2025.02.12
スキャンダルを繰り返すカニエ・ウェストは、次第に周囲のチームとの距離が広がっている。最新の出来事としては、彼の音楽エージェントであるダニエル・マッカートニーが、カニエ・ウェストとのすべての協力関係を断絶することを決めたことだ。
2022年10月、カリフォルニア州サウザン・オークスの街を歩くカニエ・ウェスト。photography: London Entertainment/Splash News/ABACA
カニエ・ウェストの周囲の人々は、彼の狂気に次第に気づき始めているのだろうか? ビアンカ・センソリのグラミー賞でのシースルードレス騒動、妻に対する自慢げな問題発言、ディディとの関わり、そして現在の反ユダヤ的な発言に続き、彼のチームは次第に彼を見放し始めている。
2月10日(月)、長年カニエ・ウェスト(47歳)と仕事をしてきたタレントエージェンシーが突然、彼とのすべての協力関係を断絶することを決めた。「今後、即時に、私はカニエ・ウェスト(イェ)の代理を務めません。彼の有害で憎しみに満ちた発言は、私自身も33 & Westも耐えられないからです」と、音楽エージェントのダニエル・マッカートニーはInstagramのストーリーで述べた。
「すべての人に平和と愛を」という言葉で締めくくられたこの発表は、ここ数日間のキム・カーダシアンの元夫による非常に物議を醸す行動に対するものである。
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カニエ・ウェストのXアカウントが無効になった
この関係の断絶は、カニエ・ウェストによる反ユダヤ的発言を受けたものだ。2月6日、彼はSNS「X」で、「反ユダヤ的な指導者について語ることは正常化されるべきだ」と述べ、アドルフ・ヒトラーを称賛し、反ユダヤ主義を「ユダヤ人が作り上げたただの嘘」と呼んだ。また、彼は自らのウェブサイトで、ハーケンクロイツが描かれたTシャツを販売していた。
数日後、カニエ・ウェストは、現在性的人身売買、恐喝、売春目的での輸送の容疑で5月に裁判を控えているラッパーのディディを擁護した。この行動が、彼のエージェントだけでなく、SNS「X」にとっても限界を超える一因となったようだ。それ以降、カニエ・ウェストのアカウントは消失したが、それが停止されたのか、それともカニエ・ウェスト自身が削除したのかは分かっていない。
From madameFIGARO.fr
text: Louise Ginies (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi