「飛び上がって喜んだわけではない」第50回セザール賞授賞式の司会者に選ばれたカトリーヌ・ドヌーヴの反応とは?
Celebrity 2025.02.20
映画『Yokaï, le monde des esprits(原題)』に出演中の女優カトリーヌ・ドヌーヴは、2月19日放送のテレビ番組「Quotidien(コテュディアン)」にゲスト出演し、セザール賞との自身の歴史を振り返るとともに、2月28日に開催される第50回授賞式で司会を務めることについて語った。
カトリーヌ・ドヌーヴ、映画『L'Amour ouf(原題)』のプレミアに登場。(カンヌ、2024年5月23日)photography: Marechal Aurore/ABACA
大女優カトリーヌ・ドヌーヴが、2月19日(水)に放送されたテレビ番組「Quotidien」にゲスト出演し、日本を舞台にした映画『Yokaï, le monde des esprits』の公開や、2月28日に自身が司会を務める第50回セザール賞授賞式について語った。
「私は信心深くない」
カトリーヌ・ドヌーヴは、日本を舞台にしたドラマ映画『Yokaï, le monde des esprits』で、伝説的な歌手の幽霊を演じる。非常に心癒される本作は、2月26日に劇場公開される予定だ。ジャーナリストのヤン・バルテスが「映画館の暗闇の中で本作を観ることをおすすめしたい」と言うと、カトリーヌ・ドヌーヴは「私は映画館によく行きます。どちらかというと夜に」と明かした。しかし、もともと彼女がこの役を引き受けることを予感させる要素は何もなかったようだ。「まさか自分がこの役を演じることになるなんて思いもしませんでした。私、こういうものにまったく共感しません。迷信深くもないし、信心深くもありませんから」と女優は語った。
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「舞台に立つのは得意ではない」
フランスの大女優、カトリーヌ・ドヌーヴが、50周年を迎える次回のセザール賞授賞式の司会に選ばれた。しかし、この決定は彼女にとって一筋縄ではいかなかったようだ。カトリーヌ・ドヌーヴは「私にとっては大きな努力が必要です。舞台に立つのは得意ではないんです」と告白し、「飛び上がって喜んだわけではありません」と続けた。さらに、「最初はあまり乗り気ではありませんでしたが、記念すべき夜の幕開けを迎えるため、その場に立つことになります」と語った。
「とても悲しく、非常に落胆させられる」
カトリーヌ・ドヌーヴは、テレビ番組「Quotidien」でいつも通り、そのナチュラルな魅力で観客を笑わせた。一方、彼女は戦争当初から支援を続けているウクライナや重苦しい世の中の現状についても触れた。「最近の世の中の様子はあまり良くないですね」と、スタジオに登場した際に手短に答えた。「とても物悲しいですね。過去に引き戻されるような気がして、起こりうることを想像してしまいます」と続け、最後に「とても悲しく、非常に落胆させられます」と結んだ。
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text: Valentine Delétoille (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi