米仏首脳会談。トランプ大統領が「マクロン大統領の妻」について言及した言葉とは。
Celebrity 2025.02.26
今週の月曜日、ホワイトハウスの大統領執務室でアメリカ合衆国のトランプ大統領は、フランスのマクロン大統領夫妻とのエッフェル塔でのディナーの裏話を語った。
ホワイトハウスの執務室オーバルオフィスでのマクロン大統領とトランプ大統領。 (ワシントン、2025年2月24日)photography: ABACA
ジョーク、力強い握手、軽い賛辞、そして親しい仕草......ドナルド・トランプ大統領とエマニュエル・マクロン大統領は、2025年2月24日にワシントンで、共和党政権下で築かれた外交的な友好関係を再確認した。ホワイトハウスの大統領執務室でトランプ大統領は、エッフェル塔でのディナー後にマクロン大統領が記者会見でフランス語で質問に答えた経緯について語った。
このエピソードを紹介する中で、トランプ大統領はブリジット・マクロン夫人について高く評価し、その様子はX(旧Twitter)で公開された映像にも収められている。「私たちはエッフェル塔で、あなたの素晴らしい奥様と私の素晴らしい妻と一緒にディナーをしました」と、トランプ大統領は記者団に語りかけ、マクロン大統領に向かって話した。「その後、大統領はフランス語で合意について話し始めました。しかし、私たちには通訳がいませんでした。彼は話し続け、私はただただうなずくばかりでした。正直なところ、彼は本当にその取引を私に売り込もうとしていたのです。翌日、新聞を読んで気づきました。『あれは私たちが話したことじゃない』と。彼は本当に賢い人物です」。この発言に、隣に座っていたマクロン大統領は笑顔を見せ、すぐに力強い握手をトランプ大統領と交わした。このやり取りは、カメラマンたちにとって絶好の瞬間となり、またネットでも話題となった。
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「本当にお元気ですね」
ブリジット・マクロン夫人とトランプ大統領のやり取りは、常に円滑だったわけではない。実際、2017年7月、トランプ大統領がブリジット・マクロン夫人との初対面の際に発した一言が、アメリカのメディアで論争を呼んだ。その発言とは、「本当にお元気ですね」というものだった。当時、『ニューヨーク・タイムズ』は、トランプ大統領が当時64歳だったフランスのファーストレディの年齢を暗に指摘したと報じ、これが外交上の軽率な発言と受け取られた。しかし、その後、事態は沈静化した。トランプ大統領は現在、発言により慎重な姿勢を取るようになっている。
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text: Ségolène Forgar (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi