カイリー・ジェンナー、ティモシー・シャラメの映画俳優組合賞での受賞の瞬間に姿を見せなかったのはなぜ?
Celebrity 2025.02.28
2025年の年明け以来、恋人とともにいくつかの授賞式に出席してきたカイリー・ジェンナーだが、2月23日に開催された全米映画俳優組合賞で恋人の受賞の瞬間には姿を見せなかった。
カイリー・ジェンナー。(ロサンゼルス、2024年10月)photography: Mirador Sthanlee B./SPUS/ABACA
2月23日、ティモシー・シャラメは単独で全米映画俳優組合賞のレッドカーペットを歩いた。2025年が始まって以来初めて、29歳の若き俳優は、映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』で主演男優賞を受賞したものの、その勝利を恋人のカイリー・ジェンナーとともに祝うことはなかった。
2023年4月から交際しているふたりの間に、何か溝が生じているのだろうか? カイリー・ジェンナーは、2月16日の英国アカデミー賞(BAFTA)や、その前の1月に開催されたゴールデングローブ賞、さらにはベルリン国際映画祭にも姿を見せていた。しかし、雑誌「ピープル」によると、カーダシアン家の末娘であるカイリーは、もともと今回の授賞式に出席する予定はなく、招待者リストにも名前がなかったという。
しかし、ふたりの間に不仲説が浮上しているわけではない。27歳のカイリー・ジェンナーが今回の授賞式を欠席したのは、長年のヘアスタイリストであり、親しい友人でもあったヘスス・ゲレーロが34歳の若さで突然、そして「予期せぬ形で」亡くなったためだった。
彼は今年1月のゴールデングローブ賞やパリ・ファッションウィークなど、最近のイベントでもカイリーのヘアスタイリングを担当していた。なお、遺族は死因について公表していない。
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「私たちの魂は傷ついている」
カイリー・ジェンナーはまだ愛する友人の死についてコメントしていないが、彼女の姉であるキム・カーダシアンはInstagramで追悼の言葉を贈った。「私たちにとって家族はすべてです(...)。だから、家族の一員が亡くなると、私たちの魂は深く傷つきます。カイリーのことを思うと同時に、私たちと同様、彼を愛していたすべての人たちのことを考えると、心が痛みます」。
一方、ティモシー・シャラメは授賞式で恋人の代わりに母親のニコール・フレンダーを伴って出席した。彼は最年少で映画俳優組合賞を受賞したものの、母親は優しくも彼に「洗濯物を畳むのを忘れないで」と注意を促した。「本当に? この瞬間に? 本当にこの瞬間に? 僕は今、賞を取ったばかりで29歳だっていうのに、まだ注意されるの?」と、授賞式の終わりに冗談交じりに話した。初心忘るべからずと母親からの小さな戒めのようだった。
From madameFIGARO.fr
text: Louise Ginies (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi