キャサリン皇太子妃、ギネスビールで乾杯!?アイルランド近衛連隊と「聖パトリックの日」を祝う写真が話題に。
Celebrity 2025.03.20
キャサリン皇太子妃は2022年からアイルランド近衛連隊の名誉大佐を務めている。昨年の聖パトリックの日は病気療養のため、欠席した。今年はギネスビールを片手に、連隊との再会を喜んだ。

聖パトリックの日に乾杯。チャールズ3世の戴冠式後の2022年にアイルランド近衛連隊(アイリッシュ・ガーズ)の大佐に就任したキャサリン皇太子妃は、アイルランドの守護聖人である聖パトリックの祝日である3月17日、ロンドンのウェリントン兵舎で精鋭の歩兵連隊と再会した。
当日の服装はアレキサンダー・マックイーンのロングコートにマフラーとベレー帽、とグリーン一色。アイルランド近衛連隊による聖パトリックの日のパレードには、2022年まで同連隊の大佐を務めていたウィリアム皇太子に同行して欠かさず出席していたものの、役目を引き継いでから単独でこの行事に出席するのは今回が初めて。振り返れば2024年3月、同パレードを欠席した数日後に皇太子妃の病気が公表されたのだった。
ディテールにこだわる皇太子妃はアイルランドの国花、シャムロックをかたどったカルティエのゴールドのブローチもつけていた。ブローチの中心にはエメラルドが輝いている。グリーンもまた、アイルランドのシンボルカラーだ。ただしこのブローチは皇太子妃のものではなく、連隊から借りたものだ。
シャムロックとマスコット
伝統に従い、キャサリン皇太子妃は連隊閲兵後、将校たちにシャムロックを配った。これは「連隊の類い稀なる勇壮さを王室が評価している証」である。シャムロックを受け取った将校たちは、今年125周年を迎える連隊の近衛兵たちにも配布。皇太子妃もブローチの下にシャムロックを飾った。
閲兵式の最中に皇太子妃は懐かしい相手とも再会した。連隊のマスコットのアイリッシュ・ウルフハウンドのシェイマスだ。「皇太子妃が来てみんなと会い、とりわけシェイマスと再会したことは、とても素敵な光景でした」と、その場にいた兵士のひとりは「ピープル」紙に語っている。

閲兵式が終わると、妃殿下は連隊全員にギネスを振る舞い、自分も数口飲んだ。「ささやかで恐縮ですが」と皇太子妃はビール代をそっと店に渡すと静かに立ち去った。
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text: Louise Ginies(madame.lefigaro.fr)