ハリー王子、母ダイアナ妃に関するドキュメンタリーをNetflixで製作中?
Celebrity 2025.03.26
ダイアナ妃の死後30年のタイミングで、ハリー王子が亡き母の記念ドキュメンタリーを製作するのではないかと言われている。

米国に移住して以来、ハリー王子はNetflixとの仕事に複数取り組んできた。2022年には妻のメーガン夫人とのミニシリーズ「ハリー&メーガン」を発表した。その後は夫妻それぞれの企画として、王子は2023年に「ハート・オブ・インビクタス 負傷戦士と不屈の魂」を製作。メーガン夫人は今年、「ウィズ・ラブ、メーガン」を発表した。3月22日に複数の関係者が語ったように、王子にはまだいくつか温めている企画があるようで、そのひとつに、母親の生涯についてのドキュメンタリーがあるそうだ。
「デイリー・エクスプレス」紙によると、Netflixは現在、1997年8月にパリで悲劇的な死を迎えたダイアナ妃の死後30年記念シリーズの製作とナレーションを王子に任せることを検討しているそうだ。このシリーズは2部または3部構成で2027年に配信する予定であり、王子との新たな長期契約に含まれる。ある関係者は次のように語った。「ポイントはこれがハリー王子の単独プロジェクトになるということです。王子は共同総プロデューサー、司会、ナレーターを兼ねるでしょう。自分の母親であった女性を語り、世界中で今も慕われている社会的文化的アイコンを掘り下げるのに王子はうってつけの存在なのです」
この企画に関わっている某ハリウッド・プロデューサーによると、このドキュメンタリーでハリー王子がダイアナ妃が遺したものについて「情熱と感性」をもって紹介することは、元妃の人生に新たな視点をもたらす機会になるそうだ。
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歴史に刻まれた人物
ダイアナ妃は今も英国王室、そして世界の大衆文化において存在感を保っている。何百万人ものテレビ視聴者が彼女の葬儀をまだ記憶しており、彼女の2人の息子、当時12歳だったハリー王子と15歳だったウィリアム皇太子が棺の後ろを歩く姿に胸を痛めた。この行列は歴史に刻まれたのだ。
ハリー王子夫妻は、オプラ・ウィンフリーとの衝撃的なインタビューをおこなった後、現在はアメリカで移住生活を送っている。だがこの新企画は和解の好機かもしれない。「ウィリアム皇太子ら他の家族との関係を改善するきっかけになるとハリー王子も考えるかもしれません」と同関係者は語った。確かに、他の家族を抜きに、ドキュメンタリーと呼ぶにふさわしいものを作るのは難しいことだろう。
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text: Léa Mabilon (madame.lefigaro.fr)