ベン・アフレック、ジェニファー・ロペスとの離婚の真相を語る。

3月25日発売「GQ」誌のロングインタビューで、俳優は離婚について口を開いた。

愛しあっていたのに別れ、歳月を経て結婚したものの離婚。ジェニファー・ロペスとベン・アフレックは典型的なハリウッドのカップルだ。2001年に映画の撮影現場で出会ったとき、ふたりはまだ若過ぎた。どちらにもまだやりたいことがたくさんあり過ぎたのだ。紆余曲折の末の破局にファンは悲しんだ。ところが最初に出会ってから20年近く経った2022年にふたりはなんとよりを戻し、結婚した。だが嵐は楽園も襲うようだ。ずっと仲睦まじいふたりと思われていたのに昨年4月26日、離婚することが発表された。

沈黙していたベン・アフレック

今回の破局についてジェニファー・ロペスがすぐに口を開いたのに対し、ベン・アフレックは長い間沈黙を守っていた。だが2025年3月25日発売のGQ誌のロングインタビューで俳優はとうとう離婚について語った。「彼女のことはとても尊敬している。そのことははっきり伝えたい」と語り始めると、「彼女に対しては尊敬しかない」と繰り返した。もちろん、ジェニファー・ロペスとの破局についてファンやマスコミが色々知りたく思っていることは理解している。「みんな、なぜ破局が起きたのかを分析し、根本原因を特定したいのだろう」

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何が起きたか

ハリウッドの脚本家は残念がるかもしれないが、事実はフィクションよりも平凡だったりする。「正直なところ、真実はみんなが思ったり考えたりしたことよりも、ずっと平凡だ」と52歳の俳優は言葉巧みに語り始めた。「真実はと言えば、"一体なにがあったの"、と聞かれて、"これこれこういうことがあったんだよ"、という明快な答えがないということだ。ただ単に、お互いの人生や人間関係を理解しようとしただけのことだ。誰もが多少なりともそうであるように」

スキャンダルなどない

ジェニファー・ロペスと離婚に至るまでに「スキャンダルも、ドラマチックな展開も、秘密もない」と何度も繰り返した。歳と共にベン・アフレックは若い頃のような幻想を抱かなくなり、大恋愛も日々の暮らしの前には無力であることを悟った。「自分は年々そうなっているし、多くの人もそうだと思うけれど、"誰々がこうした"とか、"これが引き金だった"というようなことがなくなるんだ」とベン・アフレックは2度目の離婚について語った。もっとも俳優は元来、自分の気持ちをあまり語りたがらない。「話したくないと思うのは、少しバツが悪いし、自分をさらけだしている感じがするからなんだ」

From madameFIGARO.fr