アフリカNGOの会長、ハリー王子から「嫌がらせと脅迫を受けた」と告発。
Celebrity 2025.04.03
「サンタバリー」はハリー王子が21歳の時にレソト王国のセーイソ王子と共同設立したNGO団体だ。設立以来ずっと後援してきたが、最近になって辞任することを発表した。一方、同団体のソフィー・チャンダウカ理事長は、王子から脅迫されたと主張している。

ハリー王子は2006年に設立した「サンタバリー」の内紛に巻き込まれたようだ。告発者のソフィー・チャンダウカ理事長は、公の場で「辞任するよう無言の圧力を受けた」と発言している。
サンタバリーは、ハリー王子がイギリス王室から離脱した2020年以降も積極的に関わってきた数少ない団体のひとつ。しかし、2025年3月25日、王子は「気が重い」としつつも辞任を発表し、組織内の対立を示唆した。同時に共同設立者のセーイソ王子や理事5名も辞任。背景には、2023年に理事長に就任したチャンダウカ氏との対立があったとされる。
チャンダウカ理事長は3月30日放送の「スカイニュース」に登場し、「ハリー王子は私を辞めさせたかったのです。嫌がらせや脅迫が何ヶ月も続きました」と発言し、その証拠もあると主張した。争いは現在、法廷に持ち込まれている。
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The chair of a charity set up by Prince Harry has accused him of 'harassment and bullying at scale' by 'unleashing the Sussex machine' after he quit.
-- Sky News (@SkyNews) March 29, 2025
A source close to the former trustees of the Sentebale charity has described the claims as 'completely baseless'. pic.twitter.com/4jc2nMcINh
Netflixと表彰式、公衆の面前でのいさかい
チャンダウカ理事長は組織内に「沈黙の文化」があると指摘。特に、ハリー王子の王室離脱後、寄付者の減少などデリケートな問題について誰も口にしない状況が続いているという。
問題は2023年のチャリティポロ試合にも及ぶ。資金集めのために開催されたこの試合には、王子夫妻と契約しているNetflixの撮影チームが招待された。しかし、メーガン夫人とチャンダウカ理事長が壇上で口論しているかのようなシーンが撮影され、世界中に配信された。その後、ハリー王子は理事長に対し、メーガン夫人を擁護する声明を発表するよう求めたとされる。
一方、同団体の理事数名はチャンダウカ理事長の主張を否定している。理事のケレロ・レロトリ氏は「そのような話は一切聞いていない」と発言。さらに、20年近く理事を務めたリンダ・チョーカー氏は「タイムズ」紙のインタビューで、チャンダウカ理事長の「独裁的な」体制を批判した。
母ダイアナ妃の人道的活動を引き継ぐため、ハリー王子が21歳のときに設立したサンタバリーは、レソトとボツワナでエイズ患者の青少年支援をおこなってきた。しかしながらスキャンダルに直面した今、同団体は存続できるのだろうか。
「もちろんです」とチャンダウカ理事長は自信たっぷり、スカイニュースに語った。「サンタバリーが続いているのは、アフリカで日々働いている人たちのおかげです。ハリー王子が昨年、5年ぶりに現場にやってきました。私がそう頼んだからです。コロナ禍の間、誰が運営していたと思いますか?」
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text: Léa Mabilon avec AFP (madame.lefigaro.fr)