ハリウッドスターの座を目指す、マイケル・ダグラスの24歳の愛息子ディランとは?
Celebrity 2025.04.24
マイケル・ダグラスとキャサリン・ゼタ=ジョーンズの息子は、サイコスリラー映画『I Will Come to You(原題)』に出演し、俳優である両親と同じ道を歩み始めた。

親子は似るもの--キャサリン・ゼタ=ジョーンズとマイケル・ダグラスの息子、ディラン・ダグラスは、ハリウッドデビューを控えている。24歳の若者は、トリップワイヤー・エンターテイメントとキャセドラル・コレクティブ製作、ジェイコブ・アーデン監督によるサイコスリラー映画『I Will Come to You』に出演する。映画の撮影は2025年内に開始される予定だ。
ディランにとって、キャリアの転機となる出来事である。彼は当初、政治の道に進むと思われていた。というのも、ダイラン・ダグラスは2024年、ラジオ局SiriusXM Progressでポッドキャスト番組「Young American with Dylan Douglas(ヤング アメリカン ウィズ ディラン・ダグラス)」を立ち上げた。このポッドキャスト番組では、政治に関するテーマを取り上げている。「番組では、単に今日のニュースをお伝えするだけではなく、私たちの国を制御不能にしているより大きな問題についても取り上げます」と、彼は自身のウェブサイトで公開したコメントの中で述べた。
俳優一家
ディラン・ダグラスは、マイケル・ダグラスとキャサリン・ゼタ=ジョーンズの第一子であり、2000年8月8日に誕生した。彼には、2003年4月20日生まれの妹、キャリス・ダグラスと、1978年生まれの兄、キャメロン・ダグラスがいる。キャメロンはマイケル・ダグラスと彼の最初の妻ディアンドラ・ルカーとの間に生まれた。2022年、ディランはブラウン大学で政治学の学位を取得した。

キャサリン・ゼタ=ジョーンズは、2021年4月13日に放送された朝の情報番組「トゥデイ」のインタビューで、ふたりの子どもたちが両親と同じようなキャリアを追い求めていることを明らかにした。「私が俳優として歩んできた道は素晴らしいものです。だからこそ彼らにも自分が好きなことを追求するよう応援しています。」確かに、将来は安泰のようで、2024年にはキャリス・ダグラスがスパイク・リー監督の短編映画『F*ck That Guy(原題)』に出演した。今度はディラン・ダグラスがカメラの前に立つ番である。
キャリアにおける大きな転機
24歳の若手俳優ディラン・ダグラスが、映画『I Will Come to You』で主役のジュリアン・マークスを演じている。このキャラクターは「複雑で謎めいた人物で、矛盾する欲望や曖昧な動機に駆り立てられている」と紹介されている。ディラン・ダグラスは、3月25日(火)に「バラエティ」誌の取材で「この役に惹かれたのは、彼の複雑さと深さに魅力を感じたからです」と語っている。「このキャラクターに命を吹き込み、限界を超えるようなプロジェクトに参加できることを楽しみにしています」とも述べている。
「この役は、感情を抑えつつも強いエネルギーを必要とします。ディランは自然な存在感と深みを持ち、それがジュリアンに命を吹き込むために不可欠です」と、ジェイコブ・アーデンは「バラエティ」誌で語っている。ディラン・ダグラスにとって、本作は彼の実力を証明し、ハリウッドの新星となる絶好のチャンスである。
From madameFIGARO.fr
text: Juliette Gurunlian (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi