「いまは娘として愛し、支えている」ロバート・デ・ニーロ、子どものトランスジェンダーのカミングアウトにエール。

Celebrity 2025.05.08

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81歳のロバート・デ・ニーロは、4月29日に公開されたインタビューでトランスジェンダーであることを明かした娘アイリン(旧名アーロン)を公に支援するために発言した。

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ニューヨークで合衆国議会警察と記者会見するロバート・デ・ニーロ。(アメリカ、2024年5月8日)photography: Zuma/ABACA

ロバート・デ・ニーロには、複数人との女性の間に7人の子どもがいる。「私はみんなを愛している」と、彼は水曜日に「TMZ」からの質問を受けてほぼ弁明するように答えた。これは、彼の子どものひとりがトランスジェンダーであることを告白した後のことである。アイリン・デ・ニーロ(1995年生まれ、旧名アーロン)は、女優トゥーキー・スミスとの関係から生まれ、4月29日に雑誌「Them」のインタビューで自らのトランスジェンダーとしてのアイデンティティを明かした。「私はトランスジェンダーの女性です」と彼女は宣言した。「自分が外見や存在としては認識されているものの、内面や本当の自分としてはまだ十分に理解されていないと感じています」と続けた。彼女はメンタルヘルスに特化した分野でのキャリアを目指しており、父親の映画のキャリアとはまったく異なる道を選んだ。また、昨年11月からホルモン治療を始めたことも明かした。

「背が高すぎる、痩せていない」

このインタビューで、アイリン(代理母で生まれ、ジュリアンの双子)は、身体醜形障害という精神的な問題との闘いについても語った。この障害は、見た目に対する過度のこだわりが特徴だ。彼女は、幼少期に受けた矛盾した期待についても言及した。「背が高すぎる、痩せていない、黒すぎる、白すぎる、女性らすぎる、男性的すぎない... いつも『そのままでいい』とは言われませんでした。」

これらの告白とそれに続くメディアの報道を受けて、ロバート・デ・ニーロは公に支援を表明した。アイリンは、両親が常に自分の決断を支えてくれていたことを明言していたが、デ・ニーロはこう語っている。「アーロンを息子として愛し支えてきましたが、今はアイリンを娘として愛し支えています」と、娘が注目の的となる中で明かした。「なぜこれほど大きな騒ぎになるのか理解できません...私はすべての子どもを愛しています」と、最後に冷静に述べた。

From madameFIGARO.fr

text: Léa Mabilon (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi

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