ケイト・ウィンスレットの愛娘ミア・スレアプルトン、初めてカンヌの階段を歩く。

Celebrity 2025.05.19

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有名な英国人女優の娘である24歳のミア・スレアプルトンは、5月18日に初めてカンヌ国際映画祭が行われるパレ・デ・フェスティバルの階段を上った。エメラルドグリーンのボールガウンを身にまとい、胸元には金の葉があしらわれていた。

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ケイト・ウィンスレットの娘、ミア・スレアプルトンが、ウェス・アンダーソン監督作『The Phoenician Scheme』のプレミアでカンヌ国際映画祭のレッドカーペットに登場。(カンヌ、2025年5月18日)photography: Stephane Cardinale - Corbis / Corbis via Getty Images

1997年、わずか22歳だったケイト・ウィンスレットは、映画『タイタニック』でローズ役を演じ、一躍世界的に有名になった。2025年5月18日、ジェームズ・キャメロン監督のこの名作の公開から28年後、彼女の娘ミア・スレアプルトンが24歳で、カンヌ国際映画祭の階段を初めて踏みしめ、その栄光の瞬間を迎えた。

ウェス・アンダーソン監督の映画『The Phoenician Scheme』の上映数分前、修道女のリーゼル役のミア・スレアプルトンが、クロワゼットのレッドカーペットに待望の華やかな登場を果たし、大きな注目を集めた。エメラルドグリーンのボリューム感あるボールガウンで登場し、スカートにはたっぷりとドレープが施され、胸元には金の葉があしらわれていた。そして笑顔で輝きを放ちながらカメラの前に現れた。

レッドカーペットでは、エレガントに、そして控えめにしばらくポーズをとったあと、彼女はウェス・アンダーソン監督をはじめ、リチャード・アイオアディ、リズ・アーメッド、ビル・マーレイ、ルパート・フレンド、そしてサンローランのグリーンのミニドレスを着たシャルロット・ゲンズブールといったセレブたちとともに、会場の入り口へと向かった。

控えめな「二世」

彼女の名前がまだ広く知られていないのは、ある意味、母親ケイト・ウィンスレットの配慮によるところが大きい。49歳の女優ケイト・ウィンスレットは2021年のインタビューでこう語っている。「娘にとって、私と違う名字を名乗っていることは良かったと思います。だから注目を浴びずに済み、キャスティングの担当者たちも彼女が私の娘だとは気づきませんでした。彼女の自尊心にとって、それはとても大切なことです。」これは、いわゆる「ネポ・ベイビー(二世)」と呼ばれる人たちが、特にSNS上で評価されにくいこの社会において、娘を守るための戦略だった。ミア・スレアプルトンはこの風潮をうまくくぐり抜けてきたようで、実際、彼女はSNSアカウントを全く持っていない。だからこそ、世界で最も有名な映画祭の階段を、心軽やかに、ほとんど無名に近いかたちで上ることができたのだ。

From madameFIGARO.fr

text: Augustin Bougro (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi

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