「正直すごく笑える」ブリトニー・スピアーズがプライベートジェットで喫煙した理由を語る。
Celebrity 2025.05.27
飛行機内でタバコに火をつける様子を映した動画が拡散され、激しい非難を浴びたポップスターは、予想外の言い訳で釈明した。

ブリトニー・スピアーズのファンたちは、彼女の身を案じるべきなのだろうか。5月22日(木)、Instagramのアカウントに不安を感じさせる動画を度々投稿している彼女だが、今回はメキシコの高級リゾート地カボ・サン・ルカスで数週間の晴れやかな休暇を過ごした後、ロサンゼルスへ戻るプライベートジェット機内で非常に奇妙な行動をとった。
航空機内での喫煙は禁止されている
フライト中、歌手のブリトニー・スピアーズはアルコールを飲み始め、驚き呆れた表情のボディーガードたちの目の前でタバコに火をつけた。乗務員がすぐに注意し、彼女にタバコを消すように指示した。アメリカでは1998年以降、飛行機内での喫煙は禁止されている。不運にもこの出来事は撮影されて「TMZ」で公開され、SNSで大きな論争を巻き起こした。動画では、白のミニショートパンツとそれに合わせたTシャツを着たスターが、風変わりな赤い帽子をかぶり、完全に迷走した様子だ。
2021年11月に父ジェイミー・スピアーズの後見制度から解放されたが、ブリトニーは正気を失ってしまったのだろうか? 物議が高まる5月24日(土)、ブリトニーは自身のInstagramに、動画のキャプションとして完全に不可解なメッセージを投稿し、沈黙を破った。
彼女はプライベートジェットの中に座り、手にはワインのボトルを持っている。43歳の歌手は自分の奇妙な行動の理由を説明した。「正直すごく笑えるのだけど、実はウォッカを初めて飲んだの。すごく賢くなれた気がしたわ!」そして、と彼女は冗談めかした口調でこう続けた。「タバコがどうしても吸いたくなって、友達が口にくわえさせて火をつけてくれたの。」
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ウォッカを数杯飲んで酔ったブリトニーは、プライベートジェットの中でタバコを吸ってもよいと思い込んでいたようだ。「タバコが吸える飛行機だと思った」とコメント。着陸時、彼女は地元当局に飛行機内での喫煙禁止を改めて注意されたが、その後解放された。彼女は「役人たちが私のところに挨拶に来たから、応援してくれると思った。『わあ、私って特別なのだ(中略)まるでセレブか何か???』って」と冗談混じりにInstagramでコメントした。
ブリトニーは続けて、旅の最初から客室乗務員に嫌われていたと説明している。「席を立ちたいのに、客室乗務員が私を座席から離れさせてくれなかった! 座るように何度も確認されて、本当におかしかったの! シートベルトの締め方も嫌だったし、私のパーソナルスペースにまで踏み込んできたのが不快だった!」と彼女は憤慨している。一方で、彼女は飛行機内で喫煙したことで「不快に思った人たち」に対しては謝罪の意を示している。
この出来事は決して軽い問題ではなく、今も深刻な精神的な問題と闘うブリトニーの家族や周囲の人々の不安を改めて呼び起こしている。「TMZ」によれば、一部の関係者は彼女の後見人制度が解除されたこと自体が間違いだったとさえ語っている。「後見人制度の解除」は新しい人生の始まりと期待されていたが、それはただの幻想だったのかもしれない。
From madameFIGARO.fr
text: Solene Delinger (madame.lefigaro.fr) translation: Hanae Yamaguchi