2025年カンヌ国際映画祭の最も美しい写真。

第78回カンヌ国際映画祭が幕を閉じた。およそ2週間にわたり、各界のセレブたちがサングラスをかけながらクロワゼットを闊歩し、ドレスアップしてパレ・デ・フェスティバルの階段を上った。今年の顔ぶれは特に豪華で、多くのハリウッドスターがレッドカーペットに登場した。

5月13日に行われたカンヌ国際映画祭のオープニングナイトは、その雰囲気を象徴するものだった。アメリカ映画の伝説であり、『タクシードライバー』や『グッドフェローズ』のスター、ロバート・デ・ニーロは、いつものほほえみを浮かべ、隣にはパートナーのティファニー・チェンがいた。その数メートル先では、『パルプ・フィクション』や『イングロリアス・バスターズ』のクエンティン・タランティーノ監督が、妻でイスラエルの歌手ダニエラ・ピックに優しい仕草を何度も見せていた。

魅力あふれるポム・クレメンティエフ

78回目のカンヌ国際映画祭で最も注目を集めたのは間違いなく、トム・クルーズの登場だった。彼は最新作『ミッション：インポッシブル』の最後のエピソードを、他のキャストたちと共に披露した。その中には、レッドカーペットを魅了したカリスマ的な存在、ポム・クレメンティエフもいた。もうひとつのハイライトは、第3子を妊娠中の歌手リアーナが、彼女はスパイク・リー監督の最新映画『Highest 2 Lowest（原題）』の上映後、パートナーでラッパーのエイサップ・ロッキーと一緒に登場したこと。数日前にニューヨークで開催されたMETガラで話題を呼んだこのカップルは、黒い傘の下で雨粒をきらめかせながら笑顔でポーズを取り、まるで映画のワンシーンのような光景を見せてくれた。

ナタリー・ポートマンもまた、ディオールの黒のミニドレスでクロワゼットを華やかに彩った。その洗練されたデザインは、彼女が演じた映画『ブラック・スワン』の役柄を連想させるものだった。また、忘れてはならないのは、レッドカーペットに現れたアンジェリーナ・ジョリーだ。彼女はブロンドの髪とマッチした黄金色のロングドレスで魅了した。

From madameFIGARO.fr