キャサリン皇太子妃が公務に復帰! ブラウンのジャケットとスニーカースタイルが話題に。
Celebrity 2025.07.08
7月2日、ウェールズ公妃は落ち着いた色合いの服でイングランド南東部エセックス州にあるコルチェスター病院を訪れた。

今回の訪問でキャサリン皇太子妃を敬愛するイギリス国民はようやく安心したに違いない。というのもキャサリン皇太子妃がウィリアム皇太子と出席するはずだったロイヤル・アスコットを欠席し、健康状態が危ぶまれてからちょうど2週間後の7月2日、皇太子妃は元気に公の場に姿を現した。この日はカジュアルな服装で雨の中、イングランド・エセックス州のコルチェスター病院のがん患者たちを慰問した。

ジョージ王子、シャルロット王女、ルイ王子の母でもあるキャサリン皇太子妃がこの日に選んだのはチョコレートカラーの装い。彼女のトレードマークでもある栗色のロングヘアーをブローで整え、ブラゼミラノのカフェオレ色のストライプリネンブレザーにラルフローレンのしなやかなホワイト&キャメルのストライプシャツ、そして深みのあるブラウンのスリムなスーツパンツを着用した。足元には、お気に入りのフランス発のサステナブルなブランド、ヴェジャのスニーカーをはいている。ベージュとマロンのトーンでまとめた装いは2023年以降、とりわけ「クワイエット・ラグジュアリー」が注目されてからの超富裕層の新たなシックの基準を想起させる。しかしながらキャサリン皇太子妃はむしろ、秋やくつろぎの時間を連想させる色合いでみんなをほっとさせたかったのかもしれない。

意外と大変と振り返る
この装いは当日のスケジュールにもしっくりなじんでいた。バラの低木を植樹する姿が写真に収められ、その後、医療スタッフや患者との交流へ。患者とコーヒーを飲みながら歓談中、話が自分の健康状態に及ぶと「まるでジェットコースターのよう」と語った。がんが寛解したと発表してからほぼ6ヶ月が経ったが、「意外と大変なんです。辛い時期もあり(中略)医療スタッフに囲まれている必要がなくなったとは言え、以前のように普通の行動が取れなくなっています」
この率直な言葉は、アスコット欠席後に広まった数々の憶測に終止符を打った。同時に、明確なメッセージも発している。がんの寛解期にはカメラの届かない場所での休息や自分のための時間が必要なのだ。
いずれにせよキャサリン皇太子妃は訪問の間は終始笑顔で、セルフィーや握手にも応じていた。皇太子妃の秋らしい服装とよくマッチした態度だった。
From madameFIGARO.fr
text: Augustin Bougro (madame.lefigaro.fr)